2021年6月12日 第2回みぢかな自然観察会~初夏の生きもの~(にっしんESD講座)
アメリカザリガニ釣りで外来種対策
曇り空の下、五色園で第2回みぢかな自然観察会~初夏の生きもの~が6月12日、開催されました。参加した7家族23人は日進岩藤川自然観察会の会員から植物や昆虫などの初夏の生き物の説明を受け、外来種対策としてアメリカザリガニ釣りを行いました。

五色園の豊かに保たれた自然の中で説明を受けます
みぢかな自然観察会は、毎年にっしんESD講座の一環として実施しており、日進市内の豊かな自然に親しむことのできる人気の講座です。初めての参加者も常連の参加者も普段目にしない植物や昆虫に目を輝かせて説明に聞き入っていました。

アメリカザリガニ釣りを行いました
田んぼ、池、沼などに多く生息しているアメリカザリガニですが、元々は食料不足に備えるため、ウシガエルの餌として1927年に国内に持ち込まれたといわれています。しかし、雑食性で、かつ、生存率が高く生態系に与える影響が強いため、生息している場所以外に広げないようにしなくてはならないといわれています。
今回は、そんなアメリカザリガニ釣りに参加者が協力して取り組みました。日進岩藤自然観察会お手製の釣りざおに餌のさきいかをクリップで付けて、慎重に糸を垂らしました。講師からの「食いついてから30秒待ってください」のアドバイスを受け、真剣に反応を見定めていました。
今回は、そんなアメリカザリガニ釣りに参加者が協力して取り組みました。日進岩藤自然観察会お手製の釣りざおに餌のさきいかをクリップで付けて、慎重に糸を垂らしました。講師からの「食いついてから30秒待ってください」のアドバイスを受け、真剣に反応を見定めていました。

見事に釣り上げました
この日釣り上げられたアメリカザリガニは全部で42匹。こつをつかんで次々に釣り上げた参加者も、釣り上げるまで時間のかかった参加者もいましたが、みんな楽しそうでした。講師からは、「釣り上げたアメリカザリガニは持って帰っていいですが、必ず最後まで責任を持ってください」との声が掛かりました。なお、泥抜きや調理は必要ですが、おいしいそうですよ。(本)
この記事に関するお問い合わせ先
情報広報課
電話番号:0561-73-3149 ファクス番号:0561-73-6845
更新日:2021年07月05日