2021年6月5日 無農薬・有機栽培お米作りの1年を体験しよう(にっしんESD講座)
田んぼが育む未来の根
<市民スタッフ 三谷勇太>
折戸町にある「さんかくたんぼ」で、今年もお米作りが始まりました。さんかくたんぼでのお米作りは、人と環境を大切にした持続可能なまちの実現を目指すNPO法人「にっしん市民環境ネット」の農育プロジェクトの一環として行われています。
田植えから収穫までを全6回の講座に分けて行うお米作り体験の第1回、手作業による田植えが5日に行われました。手や足を泥だらけにしながら、市内の小学生とその保護者たちが田植えを楽しみました。

活動の趣旨や目的を伝えるにっしん市民環境ネットの石黒さん
「農家の減少や高齢化に伴い、田畑が減少している。この農育プロジェクトを通して田畑を守り、地域の生態系や自然環境を守っていきたい」そう話すのは、にっしん市民環境ネットの石黒悠子さんです。にっしん市民環境ネットの農育プロジェクトは、「子どもたちが農に親しみ、ふるさとの未来の担い手となることを促す」ことを目的としています。

参加者は横一列となり田植えを行っていきます

太鼓の音に合わせて苗を植えていきます

子どもたちも一生懸命に苗を植えていました
この日は天候にも恵まれて田植え日和になりました。参加者は横一列に並び、太鼓の音や掛け声に合わせて一つずつ丁寧に苗を植えていきます。途中休憩を挟みながらおよそ2時間、田植えは続きました。
泥だらけになりながらも、懸命に田植えを行う子どもたちの姿がとても印象的でした。田んぼの中で尻もちをつき全身泥だらけになる子どもや途中で飽きてしまう子ども、大人に混じって最後まで苗を植えた子どもなど、それぞれが思い思いにこの貴重な田植え体験を楽しんでいました。

後ろに下がりながら真っすぐに苗を植えるのがポイント

田植えよりも泥んこ遊び
楽しく学び体験しながら農業について考えるきっかけとなるこのお米作り体験は、あと5回開催されます。12月に予定されている収穫祭がとても楽しみですね。
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更新日:2021年06月14日