2025年6月7日「竹炭をつくってみよう」

ID番号 N17354

更新日:2025年06月25日

あおげ あおげ いい炭作ろ!

〈市民スタッフ 伊藤茂年〉梅雨の訪れを前に北高上緑地では7日、「竹炭をつくってみよう」と題した催しが、日進里山リーダー会の指導で行われました。参加者は竹炭を上手に作ろうと、火力が落ちないよう一生懸命うちわであおぎました。

手作りの竹炭に火をおこすために一生懸命うちわであおぐ参加者たちの写真

一生懸命うちわであおぎます

この日の竹炭の作り方は、空気穴を開けた20リットルのペール缶と煙突用に丸めたトタン板などを用意します。炭にする竹は、間伐して3カ月ほど乾燥させたものです。用意ができたら竹炭作りの始まりです。

時間をかけて竹炭をつくる参加者たちの写真

煙良し、温度良し

火を付けたら火力が落ちないように、一生懸命うちわであおぎます。排煙温度は180℃が目安で、2時間ほどで竹炭の完成です。

竹炭に使うための竹を切っている参加者の写真

太いマダケを真っすぐに切ります

北高上緑地には、マダケ、モウソウチク、ハチクの3種類のタケが自生していますが、この日は竹炭が出来上がるまでの間、間伐した竹を使って食器や花器などの日用品を作りました。

できあがった竹炭を乾かしている参加者たちの写真

出来上がったばかりの竹炭

真っ黒な竹炭がいっぱいできました。竹炭は消臭調湿効果があるので、冷蔵庫やげた箱、押し入れに置いたり、粉にしたりして土壌改良に使うこともできます。時々洗って乾かすと、繰り返し使うことができるそうです。15人の参加者は、この催しを通して身近な自然を感じ、自然循環の大切さを学んだのではないでしょうか。

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