2025年5月10日 第46回茶華道連盟展・第14回陶芸連盟展

ID番号 N17215

更新日:2025年05月28日

茶・華・陶に親しむ初夏の催し

〈市民スタッフ 冨岡〉10日・11日、市民会館で「茶華道連盟展」と「陶芸連盟展」が開かれました。日本の伝統文化を次の世代へ伝える取り組みとして、作品展示や呈茶席、生け花の体験企画が行われ、両日とも多くの来場者でにぎわいを見せました。

お運びを務めた着物姿の皆さんの写真

晴れやかな笑顔が彩る和のおもてなし

自然光が差し込む吹き抜けのエントランスホールでは、茶道部門による呈茶席が設けられ、来場者には薄茶と季節の生菓子が提供されました。着物姿のお運びの方々が一人ひとり丁寧に茶を届け、明るい笑顔と落ち着いた所作で迎える姿が印象的でした。来場者は和のおもてなしに触れながら、穏やかなひとときを楽しんでいました。

華道作品を展示した会場の様子の写真

華道展示会場に並ぶ生け花の数々

さまざまな流派による生け花作品が展示された華道部門の会場では、季節の草花が空間を彩り、会場に華やぎをもたらしていました。体験コーナーでは、来場者が一輪一輪に心を込めて花を生ける様子が見られました。

生け花体験コーナーの様子の写真

生け花を楽しむ来場者の皆さん

こども陶芸作品の写真

ふれあい工房「子どもの陶芸教室」受講生の作品

「陶芸連盟展」では、所属の作家28人による296点の作品に加え、地域の児童13人が手がけた個性豊かな20点が並びました。練り込み模様が楽しい皿や、繊細な透かし彫りが施された灯籠など、作品一つひとつに作り手の思いが込められた力作がそろいました。

陶芸展の会場の様子の写真

多彩な陶芸作品が並ぶ会場

茶道・華道・陶芸という三つの伝統文化が一堂に会した今回の催し。来場者からは「久しぶりにお花を生けて楽しかった」「子どもたちの陶芸作品がとてもかわいらしかった」といった声が寄せられ、文化にふれる学びと癒やしの時間となったようです。

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