2025年4月15日 「端午の節句展」と「飯田街道展」
五月人形と海と山を結ぶ道
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉旧市川家住宅では、4月15日から5月11日まで、毎年恒例の端午の節句にちなんだ五月人形やこいのぼりが飾られました。また、旧市川家住宅の南側を通り、海と山を結ぶ飯田街道に関する資料も展示されました。
板の間に飾られた五月人形
広い板の間には、りりしい姿の五月人形と大きなこいのぼりが飾られていました。会期中、偶然この人形を寄付した人にお会いすることができ、お話を聞くことができました。昭和53年、息子の初節句に購入されたそうです。「こんなにすてきに飾っていただけるなんて」ととても喜ばれて、会話が弾みました。
五月人形などが飾られた座敷
奥の座敷には、甲冑(かっちゅう)や男児用の羽織、はかま、武者人形や藤柄の着物が飾られました。座敷に腰を下ろすと、昔ながらの端午の節句をイメージすることができたのではないでしょうか。
飯田街道に関する展示
併設の「飯田街道展」として開催された展示は、海と山を結んだ街道に関する資料が展示され、中でもかつてこの道を走っていた路線バスの時刻表は興味深いものでした。
縁側にも小さなこいのぼりが
4月27日から5月6日までは、見ることが少なくなったこいのぼりやのぼり旗があがり、大空を悠然と泳ぐ姿を楽しむことができました。また、この催しは展示だけではなく、レプリカのかぶと着用体験やこいのぼりガーランド作り、五月人形の前で記念写真を撮ることもできたので、楽しいこどもの日の思い出づくりができたのではないでしょうか。
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更新日:2025年05月14日