2024年5月12日 オーガニック米作り体験コース(第1回)

ID番号 N16100

更新日:2024年06月06日

無農薬のお米ができるまで

5月12日(日曜日)、曇り空の下、米野木町地内の農地でオーガニック米作り体験コース(全5回)の第1回が行われました。この時期としては過ごしやすい気候のなか、13世帯39人の参加者が田んぼ遊びや田植え体験を楽しみました。

田んぼの中でにっしん体操を行う参加者たちの写真

にっしん体操で体をほぐします

主催者からあいさつがあり、注意事項の説明やスタッフの自己紹介後、全員でにっしん体操を行いました。子ども達は田んぼでの作業を待ちきれない様子で、開校式前から田んぼに入った参加者は、足元のおぼつかない泥の中でも上手に体操を行いました。

学生スタッフとボール遊びを行う参加者の写真

学生スタッフとボール遊び

参加者は田んぼに入り、学生スタッフとボール遊びをしたり、水上を器用に走り回るアメンボや水中にいるカエルを追いかけて素手で生き物たちに触れたりと、泥田の中を歩き回ることで、歩き方のコツをだんだんとつかんでいきました。

スタッフが苗とりの様子を解説する写真

スタッフによる「苗取り」と「植付け作業」の実演

スタッフによる植え付け作業の解説の写真

スタッフによる田植えの実演が行われた際には、参加者は真剣な眼差しで作業手順を学んでいました。スタッフがあらかじめ育てた苗を1本ずつ取って束ねる作業を実演した後、世帯ごとに集まり、慣れない作業の中、苗に負担のかからないよう丁寧に作業を行いました。今回植えるお米は「峰のむらさき」という品種の紫色のもち米で、無農薬、化成肥料不使用、除草剤不使用の田んぼで育てられます。

参加者たちの集合写真

田植え本番前、あぜ沿いに全員集合!

世帯ごとに並び、記念撮影を行った後、田植えが始まります。事前にスタッフが田んぼの中に30センチメートルごとの縦横線を描き、「苗取り」で準備した苗を2本ずつ縦横線の交点に植えていきます。

参加者たちが苗を植えている様子の写真

用意した苗に心を込めて、優しくしっかりと植えていきます

植え方が浅いと、田んぼに水を入れたときに浮いてきてしまうそうなので、深さに注意を払いながら、一つ一つ丁寧に植え付けを行いました。

初めて参加されたという米野木町在住の4人の世帯は、「自宅の近くにたくさんの自然が残っていて嬉しい。親子で自然に触れながら、食育を学びたい」と思い、参加されたそうです。

また、別の世帯からは、「普段食べているお米がどうやってできるのかを学ぶ事や、親子で自然に触れ合うことができるので参加しました」や「子どもに水や土、生き物、植物に直接触れることで自然を肌で感じてほしいから」などの声もありました。

参加者は田んぼの泥の中で活動する貴重な体験ができ、お米ができるまでの大変さの一端を感じ取られた様子でした。第2回は7月28日(日曜日)開催予定。参加者の皆さん、は第2回が待ち遠しいようでした。

この記事に関するお問い合わせ先

情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149  ファクス番号:0561-73-6845

ご意見・お問い合わせ専用フォーム