2024年4月28日 にっしんオープンガーデン（バラ畑）
一面のバラの花とその香りに包まれて
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉今年も、にっしんオープンガーデンが市内5カ所で開催されています。その1つ、「バラ畑（四季咲き大輪のコレクション園）」でも、4月28日と29日にオープンガーデンが開かれましたが、今年は桜と同様に開花が遅れたため、開催日には多くのバラがつぼみのままでした。そこで後日、特別に開花に合わせて美しいバラの花を撮影させていただきました。（記事は4月28日時点を基準に作成しています。）
咲き誇る花々に包まれて
四方を田畑に囲まれたバラ畑は、約1,700平方メートルの土地に2,000種類、2,000本を超えるバラが植えられています。バラ畑のバラは品種が多く、花色も豊富で大きくて立派な花が咲くハイブリッド・ティーが多く植えられています。四季咲きのバラは年に4～5回咲きますが、特に春は一番美しい花を咲かせます。
バラの香りを楽しみました
「去年からオープンガーデンを楽しんでいます。でも、ここに来るのは今回が初めて」と、広報紙の切り抜きを手に来場されたご夫妻は、品種の多さとスケールに感激。咲いた花が少なかったのは残念そうでしたが、畑を散策しながら「バラのいい香りがします」と、満開のバラをイメージしながら、バラの香りを楽しまれていました。
深紅のバラも見事に咲きました
バラ畑の持ち主、清水和重さんはバラ作り30年の超ベテランですが、あくまで趣味で栽培を楽しまれています。昨年の開花はゴールデンウイークがピークで、この時期にはすでに咲いていたそうですが、今年は予想より開花が遅れているとのこと。「バラの手入れは手間が掛かりますね」との質問に、「マメにはできない」と清水さんは語りましたが早速、周囲の草刈りをされていました。丹精込めたバラの花が、一面に広がるのも、もう間もなくです。
辺り一面のバラ畑は壮観です
バラ畑は今後、無料公開日は「にっしんオープンガーデン」のみとし、「切り花の摘み取り（有料）」や「栽培ボランティアの募集」などのプログラムを実施し、肥料や農薬の購入、手入れにかかる人件費をカバーしながら、一層充実したバラ畑を維持していくそうです。来年の公開日が楽しみですね。
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更新日：2024年05月16日