2024年1月30日 誰かと話したくなるファッションの歴史

ID番号 N15810

更新日:2024年03月07日

古代から現代までのファッションの歴史

名古屋学芸大学連携講座「誰かと話したくなるファッションの歴史」が1月30日、市民会館で開催されました。講師を務めた名古屋学芸大学メディア造形学部ファッション造形学科教授の今西望(いまにし・のぞむ)さんは、過去にロンドンで働いていた経験を交えながらファッションの歴史を丁寧にひも解いていきました。

講座を行う講師の写真

講座を行う講師の今西望(いまにし・のぞむ)さん

講座のあいさつで今西さんは「今回の講座を聞いてご家族やご友人に話していただければと思います」と語り、デザイナーとして活躍していた経験から当時の服への考え方や、有名企業の歴史などを交えてファッションの歴史を解説していきました。なぜ服を着るのかという問いに対して、それぞれの時代ごとの考え方を解説していく中で参加者からは「なるほど」「へぇー」といった声が聞こえてきました。

ローマ人の服装の疑似体験を行う参加者の写真その1

服装の疑似体験を行う参加者

ローマ人の服装の疑似体験を行う参加者の写真その2

古代ローマ時代の服装の解説では、「当時は服を紫色に染めるために必要な材料がとても多かったため、紫色の服はそれだけたくさんの材料を手に入れることができる、すなわちそれだけの力を持っていると示すことができる高貴な色として扱われていたそうです」と語りました。また、参加者は実際にローマ人の服装の疑似体験も行いました。体験した参加者は「(この服は)体形は関係ないということですね?」と、実際の体験から気付きを得ることができました。

今回の講座は、自分たちが身に付けている服への新たな視点や考え方を学ぶことができて、思わず「へぇ」と声が出る聞いていて楽しいものとなりました。講座が終わって、今回聞いたことを友人や家族に話したくなりました。(黒)

生地に触れる参加者たちの写真

生地に実際に触れる参加者

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