2024年2月12日 次世代モビリティフェスタ in にっしん

ID番号 N15710

更新日:2024年03月13日

未来を体験!最新モビリティが大集結

〈市民スタッフ 冨岡〉3連休最終日の2月12日、体験を通して興味や理解を深めてもらおうと「次世代モビリティフェスタ in(イン) にっしん」が市民会館で開催されました。自動運転バスやドローン、1人乗り電気自動車をはじめとするパーソナルモビリティなど、多種多様な乗り物やロボットを見たり、実際に乗ったりして知見を深めました。当日は天候にも恵まれ、子どもから年配の人まで幅広い年代の皆さんが大勢来場し、にぎわいを見せました。

子どもたちは人型ロボット「Pepper(ペッパーくん)」や小型搬送用ロボット「はこすけ」との触れ合いを楽しんだり、未来の乗り物と記念撮影をしたりして親しむ様子が見られました。

パーソナルモビリティに 試乗する親子の写真

パーソナルモビリティ「ILY-Ai (アイリーエーアイ)」 試乗

展示されている1人乗り電気自動車に座りハンドルに手を添える子どもと親の写真

1人乗り超小型EV(電気自動車)展示

大ホールでは、次世代モビリティシンポジウムや事業者紹介などが行われました。まずは2023どまつり大賞を受賞した愛知学院大学よさこいサークル「常笑(じょうしょう)」によるスペシャルステージで盛大にスタート!迫力ある演舞と元気な笑顔で会場を盛り上げました。

ステージ上で演舞を行う写真その1

愛知学院大学よさこいサークル「常笑」

ステージ上で演舞を行う写真その2

2022年度作品「咲幸(さきゆき)」 を披露しました

シンポジウムは、モデレーターに名城大学理工学部教授松本幸正さん、パネリストにBOLDLY株式会社代表取締役社長兼CEO佐治友基さん、株式会社ティアフォー執行役員藤居祐輔さん、株式会社エアロネクスト代表取締役CEO田路圭輔さん、株式会社プロドローン代表取締役社長戸谷俊介さん、モビリティジャーナリスト楠田悦子さんの豪華ゲストを招き開催されました。

パネルディスカッションの様子の写真

次世代モビリティシンポジウムの様子

テーマは、各事業者の取り組み、「空と道」モビリティの未来、将来のモビリティの実現には、といった内容で行われました。横に動くエレベーターのように次々に自動運転バスがやって来て安心して免許が返納できたり、働き方が変わり自由な時間が増えて睡眠の質が上がり笑顔が増えたり、最先端技術に触れて子どもたちの技術者への夢が広がったりと、明るい未来を想像する楽しい時間となりました。

名古屋学芸大学の学生達とシンポジウム参加者らの集合写真

名古屋外国語大学の学生の皆さんと同大学現代国際学部国際教養学科教授の山本恵さん(写真奥中央)、シンポジウムを終えた松本幸正さん(左から2人目)、楠田悦子さん(左から3人目)、近藤裕貴市長(左端)

 

名古屋外国語大学のブースでは、学生が調査や取材をして制作した情報誌「Olu' Olu(オルオル)~外大生が切り取った日進の魅力~」を来場者に配布しました。大学生の視点により、自動運転バスの特集が組まれるなど、「スマートでサステナブル」な日進の魅力を紹介していました。

EVバスの車内から顔をのぞかせる子どもの写真

屋外で行われたEVバス展示

自動運転バスの写真

自動運転バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」

日進市では、昨年度から実証実験として市役所と日進駅を結ぶ往復5.7kmの路線で自動運転バスの公道実走実験が行われています。コロンとしたフォルムがかわいいバスですが、人工衛星と通信し位置を把握して、搭載されたセンサーでしっかり障害物を検知し、安全に走行しています。

そんな自動運転バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」の試乗に参加しました。実際に乗ってみるとコンパクトで乗り心地も良く、運転席がないことも自然に受け入れることができました。EV仕様となり、基本的には1回の充電で1日中自動走行が可能とのことでした。乗車中本当に快適に過ごすことができたので、この光景が日常になる未来もすぐそこまで来ていることを実感しました。

梅森台から参加した親子は「実証実験で走っているところを見たことがあったが、乗車してみると結構静かで、乗り降りもそんなに大変ではなくて良かった」、「先進的な乗り物が日進市にあることがうれしく、これからも応援したい」と話しました。

自動運転バスの公道実走実験は令和5年度も継続しています。興味がある人は、未来の移動をぜひ体験してみてください。

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