2023年11月29日 家庭介護のためのハートフルケアセミナー

ID番号 N15339

更新日:2023年12月14日

楽しくできる認知症予防

<都筑 焚太>
家族の介護を行っている人や介護・福祉に関心のある人を対象に、家庭介護のためのハートフルケアセミナーが11月15日・29日の2日間、市民会館で開催されました。2日目となる29日は、日本福祉大学中央福祉専門学校言語聴覚士科専任教員の國友晴洋さんを講師に迎え、「家庭でできる脳生き生きトレーニング~認知症予防に向けて~」と題した演習が行われました。脳が元気なうちに脳のトレーニングをし、楽しく認知症を予防する方法を参加者の皆さんで実践しました。

講師が参加者に講義を行っている写真その1

認知症の主な症状について説明する講師の國友さん

<小池 舶>
講座の中で國友さんは実際にトレーニングをどのくらいやればいいかについて、「元気なうちにトレーニングすることが大切です。自分にとって楽しいと思うレベルでやりましょう」と話しました。

講師が参加者に講義を行っている写真その2

認知症予防について話している様子

講師が参加者に講義を行っている写真その3

脳の働きの自己チェック結果について解説する様子

「聴こえと認知症」の説明では、音が聞こえにくくなることと認知症には関わりがあると解説されました。聞こえる情報が少なくなって会話を避けるようになり、外出をしなくなってしまいます。会話や人との関わりが少なくなると、認知機能の低下が起こります。これを対策するには、耳にしっかり音を入れることが大切だと話しました。

講師が参加者に演習を促している写真

書かれた文字の種類を答えるトレーニングをしている様子

<諸井 晴楽>
解説の後には、國友さんがプロジェクターで、平仮名・片仮名・漢字で書かれた三つの言葉を映し、トレーニングを行いました。例えば、片仮名で「ヒラガナ」と書かれていたら「片仮名」と、漢字で「片仮名」と書かれていたら「漢字」と言うように、書かれた文字ではなく書かれた文字の種類を答えるトレーニングをしました。
講座の参加者が、真面目に講座に取り組んでいる様子が見られました。このような、認知症予防の知識が周りにも広がればいいなと思いました。

 

この記事は、日進市立日進東中学校の1年生の都筑 焚太さん、小池 舶さん、諸井 晴楽さんが職場体験学習の一環として作成しました。

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