2023年11月23日図書館まつり「ことのは!」

ID番号 N15313

更新日:2023年12月08日

「オノマトペ」を探せ!

〈市民スタッフ 伊藤茂年〉図書館まつりのプログラムの一つである「ことのは!」が11月23日、図書館で開催され、読書好きの中学生20人が参加しました。催しは2部構成で、第1部では自分が気に入った本を紹介するポップを作って本をアピールしました。第2部では1冊の本の中からお題に沿った言葉を探す「ことばさがしゲーム」を行いました。参加者は、いつもの読書とは違った本との触れ合いを楽しみました。

図書館まつりの様子の写真

今日は、いつもの読書とは違った言葉遊びを楽しんでください

この催しは、市図書館と愛知淑徳大学図書館の連携事業で、「本と出会って、紹介して、ページを『はぐって』本と触れ合いましょう」という趣旨で開催されました。愛知淑徳大学図書館館長の伊藤真理さん(同大学文学部教育学科教授)と同大学図書館学生ボランティアLib.Matesの皆さんに、大学の図書館で実際に行っているポップ作りのポイントを教えてもらいながら、自分が気に入った本のポップを作りました。また、Lib.Matesが独自に考案した「ことばさがしゲーム」で楽しい時を過ごしました。

参加者が本からキーワードを探している写真

目を引くキーワードを探します

参加者がそれぞれポップを作っている写真

文字を太くするなどして目立つように作ります

本と参加者が作ったポップが並んでいる写真

参加者が作ったポップが並びました

第1部のポップ作りは、図書館の書棚から自分が気に入った本を1冊選ぶことから始まりました。次に、選んだ本の1番のポイントを探し、強調したいキーワードからキャッチコピーを考えます。文章は簡潔に。後は、文字を太くしたり、色画用紙やマスキングテープを使ったりして、色を変えて目立つように作ります。「イラストがあった方がいいかな」と試行錯誤しながら、参加者が工夫して作ったポップが出来上がりました。ここで作ったポップは、後日、図書館に展示されるそうです。

参加者がことばさがしゲームを行う様子の写真

得点は何点だったかな

参加者が布製のブックカバーをプレゼントされる写真

Lib.Matesから賞品の布製ブックカバーをプレゼント

参加者が図書カードをプレゼントされる写真

図書館からは賞品として図書カードが贈られました

第2部は、Lib.Mates考案の「ことばさがしゲーム」ですが、スピードと柔軟性が必要です。1冊の本の中からお題に沿った言葉を探します。例えば、お題が「色」なら、「白」はもちろん、「城」や「面白い」も大丈夫。同音異義語のほか、ルールに従ってお題の言葉を5分以内に本の中から探し出します。1問目のお題は「色」でした。2問目は、「オノマトペ(擬音語や擬態語)」を探します。制限時間の5分間は瞬く間に過ぎ、後はグループごとに採点したり、選んだ言葉がルールに合致しているかを判定したりして、総合得点を算出します。2問目のお題の最高得点はなんと27点。優勝者には、図書館からは図書カードが、Lib.Matesからは布製のブックカバーが賞品として贈られました。

紙の本には、脳を育てる効果があるそうです。夜が長い季節には、じっくりと落ち着いて本を読むのもいいですね。

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