2023年10月8日 子ども選書体験会

ID番号 N15168

更新日:2023年10月26日

一押しの本はどれかな

図書館に所蔵する本を選ぶ「選書」の体験会が8日、図書館で開かれ、小学5年生から中学2年生までの13人の児童・生徒らが参加しました。たくさん並んだ候補の本の中から気になる本を手に取り、図書館に所蔵してほしい本を思い思いに選びました。
「選書」について講義を受ける参加者たち

「選書」について講義を受ける参加者たち

はじめに、選書とは何かを講義形式で学びました。選書とは、図書館でどんな本を購入するか、所蔵するかを決める作業のことで、普段は主に司書をはじめとした職員が行っています。その作業を実際に体験してもらう本イベントでは、子どもたちの目線で読みたいと思う本や、友達が喜びそうだと思う本を選んでほしいと説明がありました。
他にも、多くの図書館で採用されている日本十進分類法の解説や、本市図書館で力を入れている13歳から18歳までの中高生を対象にした、YA(ヤングアダルト)コーナーの紹介などもありました。
本を手に取り目を凝らす参加者たち

本を手に取り目を凝らす参加者たち

本について感想を語り合いました

本について感想を語り合いました

講義を聞いた後は、隣の会議室に移動して、実際に選書を体験しました。部屋の中にはさまざまなジャンルの約300冊の未所蔵の本が並んでおり、子どもたちは自由に本を手に取りながら、気になる本を選びました。1人あたり7冊選べるということで、部屋の中をぐるぐる回り、立ち止まったり椅子に座ったりしながら、本に目を凝らしていました。また、時折参加者やスタッフらが、本について感想を語り合う姿も見られました。
自分が選んだ本について紹介カードに書き込む参加者たち

自分が選んだ本について紹介カードに書き込む参加者たち

自分が選んだ本について紹介カードに書き込む参加者たち
本を選んだ後は、自分で選んだ本の中から1~2冊をピックアップして、紹介カードを書きました。本を見ながら選んだ理由などについて、鉛筆やカラーペンなどを使って書き込みました。
最後に、自分が選んだ一押しの本を他の参加者たちに紹介する時間が設けられ、挙手をした3人の子どもたちが発表しました。本を手に持ち、選んだ理由や、面白そうなポイントなどを紹介していました。
自分が選んだ一押しの本を紹介しました

自分が選んだ一押しの本を紹介しました

今回子どもたちが選んだ本は全て、実際に発注され、図書館に所蔵されます。12月ごろにYAコーナーで、この日に作成した紹介カードと共に本が並ぶ予定です。
友人と参加した市原環さん(南小5年)は「いろいろな種類の本があって、スムーズに選べました。動物や言葉の本が好きなので選びました」と充実した時間を過ごした様子でした。(荒)

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