2023年10月5日文化遺産 郡上おどりを楽しもう(文化協会協力講座)

ID番号 N15163

更新日:2023年10月24日

来年の郡上おどりが楽しみです

〈市民スタッフ 伊藤茂年〉

文化協会協力講座「文化遺産 郡上おどりを楽しもう」が市民会館で行われました。当初、定員が20人のところ、なんと36人もの申し込みがあり、急きょ会場を変更。日本民踊研究会 師範 由岐豊味陽(ゆき とよみはる)さんの、熱のこもった楽しい指導のもと、熱心な受講生による日本三大盆踊りの一つ、郡上おどりの練習が始まりました。全4回の連続講座で、講座の初回となるこの日は、「かわさき」と「ゲンゲンバラバラ」の曲に合わせて踊りました。

参加者が輪になって踊っている写真

跳んだりはねたり

2022年に郡上おどりは、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。毎年7月中旬から9月上旬まで30夜以上にわたって踊る郡上おどりは、「ぐじょうのナー」で始まる唄声とおはやし、カラーンカラーンというげたの音と川のせせらぎが重なって山々にこだまします。郡上おどりには、毎年30万人以上の観光客が訪れるそうですが、受講生の中には、すでに5回参加したというベテランも。
首にぐじょうはちまんとプリントされたタオルを巻く女性の写真

踊ってきました

講師の女性が手先を伸ばして踊っている写真

手先まで優雅に

講師と参加者が並んで踊っている写真

足の指先を上げて

講師の女性が背筋を伸ばして踊っている写真

背筋を伸ばして

郡上おどりの曲目は10曲ありますが、その代表として有名な「かわさき」は、初心者でも踊りやすいシンプルな振り付けで、時計回りにゆったりと手先までも優雅に踊ります。一方の「ゲンゲンバラバラ」は、江戸時代の御殿女中の手まり遊びが踊りの姿になったものとされていて、反時計回りに跳んだりはねたり上下運動が激しい振り付けが特徴です

参加者が休憩中に輪になって踊りを練習する写真

あちらでも

休憩中に参加者と講師が踊りの練習をしている写真

こちらでも

休憩時間中もあちらこちらで自主練習が始まりました。みんなで振り付けを確認します。郡上おどりは、歌いながら踊ります。歌って踊れば疲れを感じないそうです。

参加者全員が踊っている写真
げたの音は聞こえませんが本日の総おどり

この調子で受講すれば、踊りのレベルアップが期待できそうです。来年の郡上おどりが今から楽しみですね。講師の由岐豊味陽さんが加盟する日本民踊研究会は、2024年に50周年を迎え、その記念公演を2024年8月25日に市民会館で開催する予定だそうです。総おどりには郡上おどりの「かわさき」や「ゲンゲンバラバラ」など4曲を踊るそうなので、こちらも楽しみです。

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