2023年9月29日 年中行事「お月見」

ID番号 N15135

更新日:2023年10月12日

お月見どろぼう!

〈市民スタッフ 伊藤茂年〉

今年は、9月29日の中秋の名月と満月が重なりました。旧市川家住宅でも9月28日から30日までの3日間、縁側にはお月見飾りとお供えをしつらえ、年中行事「お月見」が行われました。中でも29日は、子どもたちがたくさんやって来て「お月見どろぼうです」と言ってはお菓子をもらいました。30日には、中京大学の学生の皆さんによる「昔の遊びイベント」が開催され、楽しい「お月見」となりました。

子どもがお菓子を受け取っている写真

旧市川家住宅協力会の皆さんからお菓子をいっぱいもらいました

「お月見どろぼう」は、日進市や名古屋市の一部などで行われている民俗行事ですが、そのルーツは、中秋の名月の日に近所の子どもたちが縁側のお供えをこっそり取って回るいたずらだったようです。それが時代の移り変わりとともに、こっそり取って行くのではなく、「お月見どろぼうです」とあいさつをしてお菓子をもらって回るようになりました。今日も、早速「お月見どろぼう」の子どもたちがたくさんやって来ました。
旧市川家住宅入り口でお菓子を貰った子どもが大きな袋を持ってポーズをとっている写真

大きな袋を持ってきました

旧市川家住宅入り口で子どもがお菓子を貰っている写真1

お菓子をもらってうれしそう

旧市川家住宅入り口で子どもがお菓子を貰っている写真2

「ありがとう」

旧市川家住宅入り口で子どもがお菓子を貰っている写真3

上手に「ありがとう」が言えました

さまざまな昔の遊びに思い思いに興じる子どもたちの写真

羽根突きや輪投げ、こま回しなど昔の遊びに興ずることができました

子どもが竹製の水鉄砲で遊んでいる写真

どっちが飛ぶかな

輪投げや羽子板などのさまざまな遊び道具が展示されている写真

広間には、けん玉や輪投げ、羽子板など昔ながらの遊び道具が用意され自由に遊ぶことができました。庭には竹製の水鉄砲もありました。30日には、中京大学の学生の皆さんによる「昔の遊びイベント」が開催され、昔懐かしい「お月見」となりました。

旧市川家住宅協力会の皆さんが並んでいる写真
旧市川家住宅協力会の皆さん

29日の夕方には市内のあちこちで、大きな袋を持った「お月見どろぼう」の子どもたちが家々を回る姿がたくさん見受けられました。次の中秋の名月と満月が重なる年は、2030年(令和12年)9月12日だそうです。

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