2023年7月29日 にっしんESD講座「目指せ!親子で家事マスター」

ID番号 N14764

更新日:2023年08月04日

家事は工夫次第でおもしろい!失敗を怖れずに挑戦しよう

〈市民スタッフ 冨岡〉7月29日、市民会館で男性の家庭参画を目的とした親子イベント「目指せ!親子で家事マスター」が開催され、市内に住む小学生と男性保護者10組22人が参加し、親子で楽しみながら家事を学びました。今回は「上手な洗濯方法」「冷蔵庫の活用方法」「正しいゴミの捨て方」の3テーマ。日進市地域女性連合会が企画運営を行い、元小学校家庭科担当教員の岡崎勝さんが講師を務めました。

担当者と親子が話している写真

参加者とコミュニケーションを取りながら進行されました

「口より手を動かそう。大切なのはやってくれた人に感謝の気持ちを持つこと。今日の家庭科は、自分で何でもできるようになる入り口だと思ってください」岡崎さんの励ましの言葉とともに、講座が始まりました。

マイクを持って話す男性の写真

講師の岡崎勝さん

「正しいごみの捨て方」では、"生ごみの水分は大敵"というお話がありました。水分の多い生ごみを燃やすとき、乾いているごみと比べ焼却炉では多くの燃料が必要となります。燃やすときにかかる費用は自治体からの税金。ごみ処理費用がかさめば、ごみ袋代が値上げになってしまう未来があるかもしれません。市民協働課の松田涼輔さんは、電動生ごみ処理機の利用や水分を徹底的に絞り切る対策を提案しました。家事は毎日のことなので、限りある資源に対し関心を持つことも大切だと感じました。

グループのテーブルの前で話す男性の写真

市民協働課の松田涼輔さん

担当者が親子に話しかけている写真

メモを取ったり積極的に質問したりする参加者も

終わりの会で岡崎さんは「人のことを大事に思う気持ちがあれば、絶対に家事マスターになれます。毎日のごはんを手伝ったり洗濯物を畳んだりしたら家族はもっと仲良くなる。今日勉強したことをぜひ頑張ってやってみてください!」と背中を押しました。続けてマジックを披露していただき会場が一気に和やかに。また、松田さんは保護者に向け「家事の分担は家庭の状況によって決めればいい。対立するのではなく、お互いが少しずつできることをすることが大切です。男性の家庭参画と女性の職場・地域での活躍は車の両輪と考え、両方が進んでいく必要がある」と話しました。
講師の質問に手を挙げる子どもたちの写真

「楽しかった」と回答する子どもたち

2枚のトランプのカードを持つ男性の写真

サプライズでマジックのプレゼントも

最後に子どもたちには参加賞としてエコバックや岡崎さんが実演したマジックグッズがプレゼントされました。子どもたちは「ごみの捨て方を知ることができてよかった」「冷蔵庫の使い方がためになった」「マジックと洗濯を家でやってみたい」と話してくれました。
家事講座にはたくさんの暮らしのヒントやこつが詰まっていました。この体験を通して家庭で話し合うきっかけが生まれ、工夫して挑戦することで共に成長できたらすてきだと思います。

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