2023年7月19日・20日 提案型大学連携事業(名古屋商科大学)

ID番号 N14746

更新日:2023年07月27日

マーケティング視点でSDGs啓発アイデアを提案

市と連携協力協定を結んでいる名古屋商科大学商学部でマーケティングを学ぶ学生が、市が進めるSDGsを効果的に周知・啓発する方法を考え、19日・20日の授業でプレゼンテーションしました。市の提案型大学連携事業として行われたもので、代表で発表した5人の学生は、市のケース(※)や統計資料で市の特徴を分析し、どの世代にSDGsの意識を浸透させ、高めていくかのアイデアを話しました。
※ケースとは、「主人公」たる人物の意思決定に対する悩みや課題を描いたストーリー展開があり、参加者による追体験を提供するための教材。
会場にいる大勢の人の前で発表している人の写真

5人の発表者がアイデアを披露しました

市は昨年度、日進市SDGs推進方針を定め、「市民への普及啓発の実施」や「ステークホルダーとの積極的な連携」などを方針として掲げています。この連携事業も推進方針を進めていくもので、同大学商学部長の小野裕二教授に協力していただき、同教授のマーケティング論を学ぶ商学部の学生の皆さんに、授業の中で市の効果的なSDGs普及・啓発策を考えていただきました。

先生が学生に話しかけている写真

学生にアドバイスする小野教授

学生の皆さんは、市のケースを読んだり、市民意識調査報告書で報告されている統計数値から市の特徴を把握したり、民間データとして公開されている各SNSの世代別利用数を使ったりするなど、説得力のある提案を作成しました。
約90人の学生の皆さんからいただいたアイデアは、自分たちに馴染みがあるSNSや動画を使って効果的に周知を図るものが多く、中には、市公式SNSに投稿する画像の色合いや重ねるフィルターの必要性を説明し、見る側の視点に立ってフォロワー数を増やすための具体的な手法を提案するものもありました。
会場の前方で発表をしている写真

提案内容を話す松原さん

20日の授業では、商学部1年の松原遥花さんが、市の学校給食献立コンクールにSDGsの視点を取り入れ、若年層への普及・啓発を進めるアイデアを説明しました。絶対に発表者に選ばれたかったという松原さんは、「日進市民なのでアイデアを提案したかった。専門用語の壁を乗り越え、完成した資料は家族にも見てもらってしっかり準備しました。授業で学んだことをこれからの勉強に生かして、将来はスポーツに関係する事業を日進市で行ってみたいです」と授業の手応えと将来の夢を語ってくれました。
参加者の集合写真
参加者の集合写真

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