2023年7月8日 にっしんESD事業「第2回外来種バスター~ザリガニ釣りで外来種を学ぼう~」

ID番号 N14721

更新日:2023年07月13日

ザリガニ釣りを楽しんで外来種を駆除しよう!

<市民スタッフ 伊藤茂年> 8日五色園大安寺の弁天池で「第2回外来種バスター~ザリガニ釣りで外来種を学ぼう~」が10家族30人の参加で行われました。
家族でザリガニを釣り上げる写真

この日は家族で爆釣り、たくさん駆除ができました

NPO法人生物多様性愛護会会長の浅井達雄さんより外来種に関する説明と、ザリガニの釣り方についての説明を受けた後、いよいよ外来種バスターの始まりです。アメリカザリガニは原産地の米国から持ち込まれ、日本各地の池などで繁殖し、在来種の脅威となり、農作物などへの被害も目立っています。

子どもたちが開催者から釣り竿を受け取っている写真

ザリガニ釣り用の竿をもらって

参加者が池に釣り竿を垂らしている写真

ザリガニバスターズが弁天池を取り囲みました

仕掛けは、竿の先にクリップをつけた糸をしばり、餌の干しイカをクリップで留めるだけ。あとは静かに竿を下ろして待つだけです。待つこと数分、餌の臭いに誘われたザリガニが餌を挟んでいます。決して焦ってはいけません。ゆっくりと竿を上げます。
餌を挟むザリガニの写真

餌を挟んだザリガニが上がってきます

釣れたザリガニをバケツで受けている写真

餌を挟んだザリガニが上がってきます

池の周りで釣りをしている人たちの写真

釣れないときはどんどん場所をかえます

おおよそ2時間、ザリガニバスターズの活躍でたくさん外来種の駆除ができました。

釣り上げられたザリガニの写真
釣られたたくさんのザリガニの写真
アメリカザリガニは身近な生き物ですが、近年は水辺の生態系に非常に大きな影響を与えていることが明らかになっており、2023年6月1日に条件付特定外来生物に指定されました。
一般家庭でペットとして飼うことなどはできますが、野外に放すことなどは禁止されているので注意が必要です。

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