2023年6月10日 「お兄さん・お姉さんと一緒に遊ぼう」吹奏楽コンサート
親子で音楽を楽しむ
西部福祉会館で10日、名古屋商科大学吹奏楽部による「お兄さん・お姉さんと一緒に遊ぼう」吹奏楽コンサートが開催されました。抽選で選ばれた参加者は、マラカスで演奏に参加したり指揮者体験をしたりと工夫を凝らしたプログラムを、迫力のある生演奏で楽しみました。
吹奏楽コンサートの様子
「お兄さん・お姉さんと一緒に遊ぼう」は、市内の福祉会館で年に6回開催されていて、子どもたちが大学生たちと一緒にゲームをしたり工作をしたりする催しです。吹奏楽コンサートはその中でも人気の高いイベントです。今回は定員50人のところ127人の応募があり、当日は抽選で選ばれた18組61人が参加しました。
指揮者の梶山宇一さん
プログラムは2023年吹奏楽コンクール課題曲3「レトロ」から始まり、童謡メドレーや人気アニメ・ゲーム音楽などバラエティに富んだものです。なじみ深いアニメ音楽のメドレーでは、最後にジャズアレンジを入れるなど大人も楽しめる工夫がされていました。曲の合間には木管楽器、金管楽器、打楽器それぞれの楽器の特徴や音色が紹介されました。
みんなでマラカスを振って参加
大勢の子どもたちが指揮者です
前半最後の曲、ラデツキー行進曲では、参加者にペットボトルで作ったマラカスが配られました。指揮者の「大きく振って」「小さく振って」の指示で少し練習をしてから、みんなで本番の演奏に参加。会場に一体感が生まれます。
後半の指揮者体験では、指揮者が「やりたい人」と声を掛けるとたくさんの子どもたちが前に出てきました。みんなやる気満々です。アニメ主題歌に合わせて大きく腕を振って指揮をしました。席に座って腕を振っている子どももいました。終演後に感想をきいた子どもたちからは、「指揮者体験がとても楽しかった」との声が上がりました。
名古屋商科大学吹奏楽部シンフォニックアンサンブルの皆さん
最後の曲が終わった途端、参加者からアンコールの声と拍手が。アンコールに応え、みんながよく知る有名アニメの主題歌を演奏し、コンサートは最後まで盛り上がって終了しました。
保護者からは「こんなに近くで聴けるなんて、迫力に驚きました」、女子児童からは「楽しかった。楽器が思っていたよりも大きくて、迫力がすごかった。」などの感想があり、生演奏を間近で聴いた感動が伝わってきました。（ふ）
受付時間にロビーコンサートでおもてなし
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更新日：2023年06月21日