2021年3月27日 図書館ボランティア週間 講座イベント

ID番号 N11740

更新日:2021年04月20日

知ってほしい 図書館のことボランティアのこと

図書館ボランティアへ興味を持ってもらおうと、読み聞かせやストーリーテリングのこつを伝える講座などが図書館で3月27日に開催されました。参加者は、講師の話に熱心に聞き入りました。

読み聞かせ講座の様子

読み聞かせ講座の様子

図書館では、読み聞かせや本の修理、壁面の飾り付けなど、多くの分野でボランティアの人たちに支えられています。図書館ボランティアに興味を持ってもらい、参加する人を増やすため、「図書館ボランティア週間」と題してさまざまなイベントが開催されました。
この日は、「みんなで予防しよう!感染症のお話」、「あなたもはじめませんか?読み聞かせ・ストーリーテリング・ブックトーク」の2つの講座が行われました。
感染症予防について学びました

感染症予防について学びました

講師の長崎さんと「めりーらいん」マスコットの「メリーちゃん」

講師の長崎さんと「めりーらいん」マスコットの「メリーちゃん」

前半の講座「みんなで予防しよう!感染症のお話」は、ボランティア活動の場だけでなく日々の生活にも欠かせない感染症予防について学びました。講師の長崎由紀子さん(愛知医科大学看護学部准教授)は、体の中に菌やウイルスが入っても抵抗力が強ければ体内で増殖させにくいと解説し、「体の抵抗力を強めるために、栄養や睡眠をしっかり取り、ストレスをためないように努めてください」と参加者に呼び掛けました。
この講座は、図書館連携による健康支援事業「めりーらいん」の活動の一環として行われました。日進市の他、尾張旭市、瀬戸市、長久手市の公立図書館と、愛知医科大学総合学術情報センターで構成されており、共同で作成した病気の調べ方ガイドも会場に展示されました。
読み聞かせの講座では手あそびも実演されました

読み聞かせの講座では手あそびも実演されました

後半の講座「あなたもはじめませんか?読み聞かせ・ストーリーテリング・ブックトーク」では、読み聞かせが持つ力について学びました。本や紙芝居の読み聞かせの他、本などを使わず口で伝えて耳で聴くストーリーテリング、テーマに合わせて選んだ数冊の本を紹介するブックトークといった読み聞かせの技法が取り上げられました。
講師の今井央子さん(児童図書相談士)は、「読み聞かせを通して、子どもたちは想像を働かせて頭を活性化させ、感性を育んでいます」と、読み聞かせが子どもに与える力について説明しました。講座の最後には、「読み聞かせをする側も、さまざまな本と出合って学び続ける必要があります。それは自分の心の豊かさにもつながります」と話しました。
ボランティア紹介パネル

ボランティア紹介パネル

会場の外には、さまざまなボランティアの紹介パネルも展示されました。読み聞かせの他にも、本の修理やエントランスホールのポスター整理など、さまざまなところにボランティアの皆さんの活動が見られます。図書館を訪れた際には、一度注目して見てみてください。(牧)

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