2021年1月31日 第2回屋上緑化イベント~調べて・植えて・育てよう~

ID番号 N11426

更新日:2021年02月19日

花開かせるため種を植えよう

 図書館で、「第2回屋上緑化イベント~調べて・植えて・育てよう~」が1月31日に開催され、小学生とその保護者、計30人が参加しました。小学校低学年の子どもとその保護者のグループと、小学校高学年の子どものグループ2つに分かれて、花壇の説明を聞き、花のスケッチ、屋上緑化に関する調べ学習などに取り組みました。

花のスケッチを行う参加者

花のスケッチを行う参加者

種ダンゴの作り方を教わる参加者

種ダンゴの作り方を教わる参加者

 第1回のイベントでは、屋上緑化のために図書館の北側テラスに高学年のグループが、東側テラスに低学年のグループがそれぞれ花の種を植えました。東側テラスでは花で日進市のシンボルマークを表現しています。
 この日、低学年のグループは、令和2年11月11日に開催された第1回のイベントで高学年のグループが秋に種を埋めた北側テラスの花壇から観察用の花を摘み、スケッチを行いました。スケッチの参考のため、あらかじめ図書館内で色の塗り方の本などを自分たちで選びました。
 花を観察したときに気付いたことを発表する際には、花弁の作りや葉の付き方など、図書館職員も感心するほどの内容が発表されました。
 イベントの最後に、図書館職員から種ダンゴの作り方を教わりました。種ダンゴは、東日本大震災の復興支援の一環として、誰もが上手に花を咲かせることができるよう種を入れた泥団子が考案されたことが始まりです。参加者はそれぞれ大事そうに種ダンゴを持ち帰りました。
にっしん図書館サポーターズと相談して本を選ぶ参加者

にっしん図書館サポーターズと相談して本を選ぶ参加者

調べたことを発表する参加者

調べたことを発表する参加者

 高学年のグループは、第1回で低学年のグループが日進市のシンボルマークの形に植えた東側テラスの花壇で、講師を務めたハンギングバスケット協会の足立さんから花壇とシンボルマークの説明を受けました。第1回時点では緑色だったミニハボタンなどは、今は白くなっていますが、春にはまた緑になるそうです。
 花壇で摘んできた花のスケッチを終え、屋上緑化をなぜ行うかについて職員に問い掛けられると、参加者はその目的の一つが地球温暖化の防止であると答えました。参加者は、地球温暖化について調べるためにっしん図書館サポーターズの皆さんと相談しながら、植物や地球のことに関する本を選びました。
 環境問題を含めたさまざまな回答を行った参加者の心には、きっと将来の選択肢を広げる、興味という名の種が植わったと思います。(本)

令和3年1月31日時点の東側テラスの花壇

令和3年1月31日時点の東側テラスの花壇

令和2年11月11日時点の東側テラスの花壇

令和2年11月11日時点の東側テラスの花壇

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