2021年1月31日 展示「にっしん・しぜん生き物図鑑」
身近な自然に思いを新たに
図書館第3会議室で、展示「にっしん・しぜん生きもの図鑑」が1月28日から31日まで開催されました。市内で観察できる植物の写真と実物に解説を加えた展示や、ツバキの種子およそ450個から作ったつばき油、鳥類などの写真や植物が種を遠くに運ぶ仕組みを体験できるコーナーなど、さまざまな工夫が凝らされた展示がありました。
植物の写真と解説に加えて実物があります
ツバキの種子と手作りのつばき油
植物の展示は写真と実物が並べられ、通常の図鑑にはない臨場感を感じられました。解説にも「つるで籠を作った」「材質がよくしなるので弓の材料にした」など、身近にある植物がどう活用されていたかを想像することでより身近に感じられるようになっていました。
つばき油など製品としてはなじみのある物も、手作りした実物の展示を見るとどれだけ自分たちの手で物を作るということをしていないか、そして、しようとさえすれば出来るのだと実感しました。
子どもも大人も興味深く展示を見ています
ボダイジュの種と葉
体験コーナーでは、種が落ちる際に植物がどう動くかを再現するために葉の形状を模した折り紙の他、ボダイジュの種と葉の実物が準備されていました。特にボダイジュの葉を高く投げ上げると、葉がまるで竹とんぼのようにくるくると回りながら遠くまで種を運んでいく様子に子どもたちは大興奮で、大人たちは感心しながら見ていました。
この展示は、令和2年度に全5回開催の、みぢかな自然観察会の第4回にあたり、第5回は2月27日に開催の「早春の生きもの・おたまじゃくしの里親募集」を予定しています。(本)
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更新日:2021年02月19日