2021年2月8日 多胎児交流会 かるがもキッズ

ID番号 N11387

更新日:2021年02月16日

大変は倍?喜びは倍以上

<市民スタッフ 大岡奈美子>
日進市では、年に10組程の多胎児が誕生しているそうです。双子以上の子どもならではの育児方法、困っていることなどを話し合える会「多胎児交流会かるがもキッズ」が8日、保健センターで開かれ、親子が8組、妊婦が4人、妊婦の夫が1人参加しました。

おもちゃは毎回消毒してもらえるので安心して使えます

おもちゃは毎回消毒してもらえるので安心して使えます

おそろいの洋服におそろいの顔。そんな二人がよちよち歩いているのを見かけると目線はくぎ付けになりますが、育てるのは大変だろうなといつも思っています。マニュアル通りにはいかない育児。多胎児だとさらに頼るものは少なくなります。多胎児交流会かるがもキッズは、お母さん、お父さんに子育ての情報交換と交流をしてもらおうと年4回、保健センターで開かれています。

保護者1人で複数の子どもを連れて出かけるのは大変だろうという配慮から、到着時と帰宅時には職員が車までお迎え・見送りをして、車と保育室間を移動します。到着後、少しそこで慣れた後は、子どもたちを職員に任せて、保護者同士で意見交換の時間を過ごしました。

毎日頑張っているからこそ、共感することも多くあります

毎日頑張っているからこそ、共感することも多くあります

保健センター2階でグループに分かれてソーシャルディスタンスに気を付けて座り、自己紹介から始まって、それぞれの子どもたちの年齢での状況や、聞いてみたいこと、困っていることなどを話し合いました。今回は、4人の妊婦も参加しており、先輩ママさんたちの管理入院を経ての出産話、入院時の上の子の預け先について、さらには多胎児のためのグッズ購入についてなど、いろいろな話題に花が咲いていました。

同じ多胎児でも、それぞれの子育てや出産は異なるもの。いろいろな情報を交換し合うことで、毎日の子育てを楽しくするヒントをたくさん見つけることができ、リフレッシュした様子でした。

寝顔は天使。天使も倍です

寝顔は天使。天使も倍です

双子の出産を来月に控えた妊娠中の参加者は、「双子育児はなかなか育児本などが見つからず情報が少なかったので、今日初参加して生の声を聞くことができ、とても心強くなりました」と話しました。

今回、特に話題になっていたのが、お父さんの育児参加。多胎児育児はお母さんだけの力では難しいことも多く、どうしてもお父さんの力も必要になります。独りではなく二人で行うと、同時に同じことが行えるだけでなく、お母さんの心も落ち着きます。妊婦の時から大変さをしっかり伝えていくことで、お父さんの心構えもできていきます。「お父さんにもこのかるがもキッズに来てもらって、お母さんの生の声を聞いてもらい、育児参加のきっかけになればいいなと思います」と健康課の担当職員は話しました。この会は多胎児の親・妊婦なら定員を設けることなく誰でも参加できるとのことなので、多胎児を授かった時からこの会の常連になっていくのも一つの方法かもしれません。

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情報広報課広報広聴係
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