2021年1月27日 親子で節分ごっこを楽しもう

ID番号 N11352

更新日:2021年02月05日

鬼なんて怖くない

<市民スタッフ 大岡奈美子>
今年の節分は、124年ぶりに2月2日です。節分を過ぎれば、「春」。やっと冬の終わりを感じ始めた1月27日、「親子であそぼう会 親子で節分ごっこを楽しもう」が名古屋学芸大学子どもケアセンターで開かれました。

この日参加したのは14組の2歳から3歳までの親子。名古屋学芸大学子どもケアセンターのイベントは毎回人気で、今回も応募多数につき抽選が行われたということ。まず、みんなでペープサート(絵人形劇)の節分の話を見た後に鬼のお面を作りました。好きな顔を書いて自分のお面を作った後は、先生たちが用意していた大きな鬼に飾りを付けていきました。シールやテープで飾り付けをしたり、クレヨンでまつげや模様を描いたり。ひたすらシールを貼っていく子、服や金棒に模様を描いていく子、顔に集中してどんどんおしゃれにしていく子、それぞれがこだわりを持って、大きな鬼が出来上がりました。

大きな鬼が飾り付けられていきました

大きな鬼が飾り付けられていきました

その後は、その鬼に向かって「鬼は外、福は内」と豆に見立てた手作りボールを投げて退治をしていきました。子どもたちだけでなくお母さんたちもボールを渡され、「ご飯を残す鬼」「なかなか寝ない鬼」と日々の生活の中のいろいろな困った鬼を退治していく姿を見て、子どもたちも負けじとボールを投げていました。

それが火を付けたのか、その後学生扮(ふん)する鬼たちが部屋に入ってきた途端、子どもも大人も動く鬼を目掛けて勢いよくボールを投げ始め、その後も大興奮でボールを投げ続ける子どもたち。その生き生きとした姿に、大人はいつしか手を止め、大爆笑が起こっていました。見事鬼は降参しましたが、子どもたちの興奮はなかなか収まりませんでした。

赤池から参加した3歳の女の子のお母さんは、「自由解放やイベントで友達と何度かセンターを利用しています。今日もノリノリで楽しんでいました」と話しました。

結構な勢いのあるボールが飛んできます

結構な勢いのあるボールが飛んできます

教室の中にはたくさんの保育士や保育士の卵の学生がいて兄弟の下の子の面倒を見たり、子どものお手伝いをしたり。制作の合間にお母さんもベテランの保育士に日頃の子どもの様子を話したり、質問をしたりすることができるので、忙しい毎日とはちょっと違う時間を過ごすことができます。朝、お母さんと手をつなぎながら緊張した顔をして来た子どもたちも、帰るころにはすっかり慣れて楽しそうにしており、楽しい時間を過ごしたのが伝わってきました。

同センターでの未就園児対象のイベントは「入園を見据えてお友達と同じことをする楽しみを覚えたり、行事を楽しんだりするだけでなく、保護者同士の交流を通して、子どもたちの好きな遊びや悩みを共有・解消する機会ができたらいいなと考えています」と同センター次長の鋤柄さんは話しました。0歳、1歳、未就園児とそれぞれの子ども対象のイベントを年に数回ずつ開催しており、参加できる回数に制限はないので、興味のあるイベントや、保護者や子どもたちの友達作りのきっかけを探して、同センターホームページや広報をチェックしてみてください。

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情報広報課広報広聴係
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