2020年12月12日 みぢかな自然観察会(にっしんESD講座)

ID番号 N11325

更新日:2021年01月28日

命はつながっている

 総合運動公園で、にっしんESD講座のみぢかな自然観察会~紅葉と落ち葉の下の生き物~が12月12日に行われました。令和2年度は全5回を予定していて、第3回となる今回は、好天に恵まれた中「落ち葉の下の生き物の役割を知ろう」をテーマに行われました。

総合運動公園の林の中で説明する鬼頭さん(中央)

総合運動公園の林の中で説明する鬼頭さん(中央)

 秋から冬にかけて林の中は落ち葉で厚く覆われますが、毎年の落ち葉で林が埋まってしまうことはありません。この落ち葉を分解する生き物について、講座を企画した日進岩藤川自然観察会代表の鬼頭宏さんから参加者に食物連鎖の仕組みを踏まえた説明が行われました。

枯葉の下の生き物を拡大鏡で観察する参加者

枯葉の下の生き物を拡大鏡で観察する参加者

 生き物を触るときに傷つけないようにするこつを教わった後、参加者は枯れ葉の下の生き物をふるいにかけ、拡大鏡で観察しました。発見した生き物は、鬼頭さんから特徴などの説明が行われ、参加者が順番に観察しました。

幼虫を手のひらに乗せて見つめる参加者

幼虫を手のひらに乗せて見つめる参加者

 講座の最後に、日進岩藤川自然観察会が腐葉土を作っている囲いの中から、カブトムシなどの幼虫を取り出し、希望する子どもたちが持ち帰りました。鬼頭さんは、「命はつながっていて、その一つとして扱ってください」と語りかけました。
 みぢかな自然観察会は、1月28日から31日まで第4回「にっしん・しぜん生きもの図鑑」、2月27日に第5回「早春の生きもの・おたまじゃくしの里親募集」を予定しています。(本)

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