2020年11月24日 パティシエと一緒に!乳搾りから始めるプリン作りin(イン)愛知牧場

ID番号 N11161

更新日:2020年12月10日

観光資源を磨き上げる

着地型観光プログラム「パティシエと一緒に!乳搾りから始めるプリン作りin(イン)愛知牧場」が11月24日、愛知牧場(米野木町)で開催され、参加者たちは牛の乳搾り体験と、愛知牧場の新鮮な牛乳を使ったプリン・ミルクジャム作り体験を楽しみました。

牛の乳搾りを体験する参加者たち

牛の乳搾りを体験する参加者たち

牛の乳搾りを体験する参加者たち
着地型観光とは、観光客を受け入れる地域が地元ならではのプログラムを提供する観光の形態のことを指します。本プログラムはにっしん観光まちづくり協会(市産業振興課が事務局)が主催し、県の観光予約サイト「VISIT(ビジット)愛知県」で参加者を募集しました。本プログラムは11月に2日間催行され、この日は2回目の開催日となりました。

まず参加者たちは、同牧場職員の富田美由紀さんから、牛の体の仕組みについての説明などを聞いた後、実際に乳搾りを体験しました。富田さんが牧場で牛が生まれてから死ぬまでの一生について話をすると、参加者が目を潤ませる場面もありました。乳製品だけにとどまらず、牛の体からさまざまな物が作られ、人々の生活に役立っているという説明を聞いた参加者らは、牛への理解が深まった様子でした。
パティシエの指導を受けながらプリンなどを作りました

パティシエの指導を受けながらプリンなどを作りました

材料を混ぜてミルクジャムを作る参加者

材料を混ぜてミルクジャムを作る参加者

その後は市内のスイーツ店「パティスリー結(ゆい)」のパティシエである鈴木正寿さんが講師を務め、プリン・ミルクジャム作り体験が行われました。鈴木さんは東京のスイーツ店でパティシエとして働いていた経歴を持ち、市内で店をオープンしてから7年目になります。お菓子全般の話や、素材などのこだわりについての話を聞いた後、愛知牧場の新鮮な牛乳を使ったプリンとミルクジャムを作りました。プリンの材料には豊田市産の卵も使われており、鈴木さんは「プリンは素材の味がわかりやすいので今回選びました」と話しました。また、世界各国のチョコレートが準備され、おのおのが試食をして気に入った味のチョコレートを入れたプリンも作りました。

ミルクジャムを瓶に流し入れる参加者

ミルクジャムを瓶に流し入れる参加者

プリンはオーブンで焼いて仕上げました

プリンはオーブンで焼いて仕上げました

最後は、鈴木さんがあらかじめ同じ工程で作ったプリンや、この日に作ったミルクジャムを試食しました。参加者たちは一口食べると「今まで食べた中で一番おいしい」「こんなにおいしいプリンは食べたことない」と感激した様子で、スイーツを堪能しました。

豊田市から参加した安藤さと美さんは「学校の振替休日だったので子どもたちと来ました。お菓子作りに興味があったので参加しました。初めての乳搾りが楽しかったです」と話しました。息子の蒼生さん(小1)は「材料を混ぜるのが楽しかった」と満足そうな表情を浮かべました。この日作ったプリンとミルクジャムは、土産として自宅に持ち帰りました。(荒)

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