2020年11月8日 SDGs勉強会

ID番号 N11143

更新日:2020年12月08日

親子で学ぶSDGs

<市民スタッフ 青山忍>
国連での採択を受け、自治体や企業もさまざまな取り組みを行っているSDGs(エスディージーズ)。そのSDGsの親子向けの勉強会が11月8日、市民会館で開催されました。小学生とその保護者が参加し、SDGsとは何かなどを学びました。

講師はSDGsアクティベートの樽見さん

講師はSDGsアクティベートの樽見さん

参加者はメモを取りながら真剣に耳を傾けていました

参加者はメモを取りながら真剣に耳を傾けていました

SDGsとは持続可能な開発目標のことをいいます。市内でSDGsをもっと知ってもらい、取り組んでほしいという思いで市民団体「SDGsアクティベート」を立ち上げた樽見千春さんが講師となり、SDGsはどういうものなのか、何のために取り組むのか、具体的にどういう項目があるのかなどを、スライドを使って分かりやすく解説しました。

一通りSDGsについて勉強した後は、それぞれ自分がどんな取り組みができるのかを葉っぱの付箋に書き出すワークショップを行いました。「物を買う前によく考える」「地域の人とつながる」「近いところへは歩きまたは自転車で行く」「食べ物を残さない」などすぐにでも始められることがたくさん挙がりました。書いた付箋を木のイラストが描かれた模造紙に貼っていくと真っ白だった木が緑でいっぱいに!みんなのアイデアも聞くことができて、たくさんの発見がありました。
思いつくことをどんどん書き出しました

思いつくことをどんどん書き出しました

アイデアの葉っぱで埋め尽くされたSDGsの木

アイデアの葉っぱで埋め尽くされたSDGsの木

最後は環境問題についてのクイズ。エアコンの温度設定で二酸化炭素(CO2)排出量をどれだけ削減できるか、歯磨きのときに水道の水を止めておくとどのくらい節水できるかなど、生活に関わる身近な問題が出されました。答えた参加者にはSDGsのすごろくがプレゼントされました。

参加した小学生は「節電や節水など一人一人の心掛けが大切だと思ったので、家に帰ったら早速家族と協力して取り組みたいと思います」と話しました。また、家に帰ってからも親子の会話の中で「これは何番の項目に当てはまるね」とSDGsが話題になるようになったという声も寄せられました。

いろいろな場でSDGsのマークを見る機会も増えてきましたが、まだまだ知られていない部分も多いので、より多くの人が学べる機会が今後も設けられるといいなと思います。

SDGsのすごろくを手にする参加者たち

SDGsのすごろくを手にする参加者たち

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