2020年2月21日 キャッシュレス使い方講座
ポイント還元を受けるために
<市民スタッフ 三鬼一朗>
現金を使わずに支払いをする「キャッシュレス決済」について、基本的な使い方の説明や実際のアプリ導入の個別相談を行う講座が2月21日、赤池町のショッピングモール「プライムツリー赤池」で開かれました。経済産業省の講師が決済の仕組みや使える店舗の探し方、ポイント還元のメリットなどについて詳しく説明しました。
日進市で初めて開催されたキャッシュレス使い方講座
昨年10月1日の消費税率引き上げとともに始まったキャッシュレス決済に伴うポイント還元制度。クレジットカードやデビットカード、電子マネー(プリペイド)やスマートフォンを使って買い物をすると、今年6月まで最大5%のポイント還元が受けられる制度で、これをきっかけにキャッシュレス決済に親しむようになった人が多くなっていると言われています。この日の使い方講座も経済産業省がポイント還元事業の一層の利用促進を図るため、日進市の求めに応じて開催されました。講師は、消費者や事業者向けにキャッシュレス決済の啓発活動を行っている「ポイント還元事務局」の土居秀明さん。「キャッシュレス化によって、新しいライフスタイルを手に入れようという人が多くなっています」と話し、講座を進めていきました。
土居講師の説明に聴き入る参加者
土居講師は、現金以外の方法で支払うことへの関心が高まっているのは、ポイントが貯まる「利得性」と、支払いを素早く終えることができ、大金を持ち歩く必要がない「利便性」にあると解説します。続けて土居講師は支払い手段について、「前払い」の電子マネーやプリペイドカード、「即時払い」のデビッドカード、「後払い」のクレジットカードなどそれぞれの仕組みを説明し、対象となる店舗の探し方や還元されるポイントの確認の仕方など、基本的な使い方を具体的に分かりやすく話していきました。講座の後の個別相談では、カードを何種類も持つことの良し悪しや注意点などについて参加者の質問が相次ぎ、関心の高さをうかがわせていました。

分かりやすく作られた経済産業省の説明資料(一部抜粋)

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更新日:2020年03月06日