2020年1月25日 文化財防災訓練

ID番号 N9355

更新日:2020年01月30日

貴重な文化財を火災から守るために

貴重な文化を伝える歴史的な建造物を火災から守るための文化財防火訓練が1月25日、旧市川家住宅で実施されました。

初期消火訓練として消火器の使い方を説明する団員

初期消火訓練として消火器の使い方を説明する団員

この訓練は1月26日の「第66回 文化財防火デー」にちなんで実施されたもので、消防職員17人、消防団12人、旧市川家住宅施設関係者10人の39人が参加しました。訓練では消火器の使い方の説明や消防団の一斉放水があり、参加者は真剣な表情で訓練をしていました。

建築物に向けて一斉放水訓練

建築物に向けて一斉放水訓練

訓練後の講評で成瀬署長は「今回、国の登録有形文化財である旧市川家住宅を使用することができ、地元の野方区や施設関係者、地域防災の要である消防団と連携強化を図る訓練が実施でき、大変有意義でした。旧市川家住宅は、築年数が250年を超えた木造家屋であると伺いました。貴重な文化を伝える歴史的な建造物を火災から守る目的は、おおむね達成できたと思います。検討・検証を行い、火災が起きないよう、起こってしまった際は被害を最小限に抑えることができるようこれからも備えていきたいです」と力強く話し、訓練を締めくくっていました。

 

防災訓練の講評を聞く参加者

防災訓練の講評を聞く参加者

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