2019年11月16日 なるほど「お金の豆知識」

ID番号 N9081

更新日:2019年11月18日

プロのお札の数え方

<市民スタッフ 三鬼一朗>
役立つ「お金の体験プログラム」講座が11月16日、岩崎町の瀬戸信用金庫日進支店(松川智也支店長)で開かれました。信用金庫のファイナンシャルプランナーが講師となって、意外と知らないお金の豆知識を紹介し、参加者は紙幣の数え方や一億円のお札の重さも楽しく体験しました。

案内人の永田さん

案内人の永田さん

日本の紙幣に施された高い技術を学ぶ

日本の紙幣に施された高い技術を学ぶ

お金の豆知識を体験しながら学ぶ講座は「ぐるぐるNISSHIN まちミル博覧会」のプログラムとして一昨年にスタートしました。今年の案内人は永田利光さん(瀬戸信用金庫営業企画グループ)です。永田さんは、私たちの日常の金銭処理で現金が80%の高率で使われていることについて、紙幣や硬貨に対する信頼が極めて高いことを挙げました。「外国ではレジの横に紙幣を鑑別する機械が置かれていたり、釣り銭の正確さを心配しなければならないところもあります」。キャッシュレスが進む諸外国との大きな違いが、現金に対する信頼感だと説明しました。

プロから札束の開き方のレッスン

プロから札束の開き方のレッスン

100枚の練習用一万円札

100枚の練習用一万円札

参加者は拡大ルーペを使い、偽造防止の工夫を実際に確かめます。触って分かるために立体感を持たせた紙幣、極小のマイクロ文字や透かしを入れた技術。普段、何気なく使っているお金に数々の高度な工夫が施されていることに感嘆の声が上がっていました。そして体験です。「練習用」と記された100万円の札束を渡され、神妙な面持ちで帯封を解きます。プロの手元に目を凝らしながら、お札を扇形に開く「横読み」と、指で挟んで数える「縦読み」のコツを教えてもらいます。新人の職員が2週間練習するという数え方です。参加者は諦めかけながら繰り返し挑戦し、最後に、一億円というお札の重さ(約10キロ)を体験するのでした。お土産に「100万円」の札束をプレゼントされ大喜びの子どもたち。きっと家で練習の続きをしたのでしょう。

コツを教えてもらい繰り返し挑戦するうちに少しずつ・・・

コツを教えてもらい繰り返し挑戦するうちに少しずつ・・・

一億円の札束が入ったジュラルミンケースは重さ10キロ

一億円の札束が入ったジュラルミンケースは重さ10キロ

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