2019年10月17日 古民家でコーヒーを愉しむ会
とっておきのコーヒーを古民家で
<市民スタッフ 青山忍>
移築250周年を記念してさまざまなイベントが企画されている野方町の旧市川家住宅で、コーヒーの入れ方を学ぶ「古民家でコーヒーを愉しむ会」が開催されました。趣のある雰囲気の中、幅広い世代のコーヒー愛好家15人が集まりました。
講師の福岡大介さん
講師は自家焙煎のコーヒー豆を販売している福岡さん。一つずつ丁寧に選別し焙煎した3種類の豆が並べられ、まずは入れ方のデモンストレーションです。粗挽きの粉を使う「松屋式」といわれるドリップ方法は、初めて聞くと言う人ばかりで皆さん興味津々。豆の瓶のふたを開けた瞬間、コーヒーのいい香りがフワッと広がりました。その場で豆を挽き、お湯の注ぎ方や道具の種類などポイントを一つ一つ説明しながら進んでいきます。途中どんどん出てくる参加者からの質問にも答えながら、じっくり時間をかけてコーヒーが入りました。それをみなさんで少しずつ試飲。濁りのない透き通った一杯を口にした瞬間、「え!おいしい!!全然違う!!」とあちこちで驚きの声が上がりました。
好みの豆でいざ実践!!
テーブルごとに練習をしました
いよいよ実践!説明を聞いていたのに、いざとなると「あれ?次は何だっけ?」といいながらテーブルごとに協力して入れていきます。好みの豆を挽いてもらって、手順を確認しながら丁寧に。周りの人とおしゃべりしたり、講師に質問をしたり、会場はどんどんにぎやかになっていきました。豆の名前の由来や他のドリップの方法との違いなど、豆知識もたくさん教えてもらいました。交代でドリップの練習をして、できたコーヒーはテーブルでシェア。3種類すべての豆を飲み比べながら、「これもおいしい!」「私はこっちが好きかな」などと言いながらいつの間にかコーヒーでお腹がいっぱいに。
古民家とコーヒーの組み合わせがよりおいしく感じさせる
「コーヒーを入れるのは夫の担当なので」と旦那様が入れる様子を見守っている奥様。初めて聞いた「松屋式」ドリップの味に旦那様も「雑味がなくて非常においしい。粗挽きの豆を使ったのは初めてだったけど、いい体験ができました」とご夫婦で満足した様子でした。「お菓子でも持ってくればよかったね」と参加者同士で盛り上がりながら、おいしい時間はあっという間に過ぎていきました。
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更新日:2019年10月28日