2019年10月24日 市内にイノシシが出没しています
刺激せずに落ち着いて
日進市内でイノシシの目撃や農作物への被害といった情報が多数寄せられています。イノシシは臆病な動物ですが、ちょっとした刺激で人間を攻撃してくる可能性があります。市では猟友会と一緒に市内に箱わなを置き、イノシシの捕獲を試みています。
市内に設置した箱わなで捕獲したイノシシ
稲刈り後の田んぼに残されたイノシシの足跡
箱わなはイノシシの目撃情報や出現地域などを考慮し、猟友会と相談しながら捕獲に適した場所に設置します。市内企業との実証実験として、捕獲情報をメールで伝える機器を付けた箱わなを稼動させるなど、安全確保に努めながら、イノシシを捕獲しています。
捕獲を知らせる機器を取り付けた箱わな
効率良く箱わなを巡回でき、作業の効率化を図ることができます
イノシシに不意に遭遇した場合は興奮させないことが大切です。無理に追い払おうとせず、立ち去るまで様子を見ましょう。冬から春にかけては、繁殖時期のためオスの気性が荒くなります。たてがみを逆立てたり、威嚇音を発したりしているときは特に注意しましょう。
野菜くずや残飯を屋外に放置すると、イノシシの餌になり、人里にイノシシが出現する原因になります。イノシシが人と農作物を荒らさないようご協力をお願いします。
イノシシと遭遇したときの対処。
- 興奮させない。
- 背中を見せずにゆっくりと後退し、静かにその場所を立ち去る。
- 建物や車などに入る、木など高い所に登るなどして、安全を確保する。
農作物への被害を防ぎ、皆さんの安全を守るため、にっしんテレビ11月1日号でもイノシシの生態や被害状況、対策方法をお知らせしています。
この記事に関するお問い合わせ先
農政課
電話番号:0561-73-2197 ファクス番号:0561-73-1821
更新日:2020年01月15日