2019年9月10日 サイエンス・アクロバットショー(南部保育園)
目の前で繰り広げられる不思議にびっくり!
保護者会主催のサイエンス・アクロバットショーが10日、南部保育園で開催されました。園児たちは次から次へと繰り広げられる不思議な科学の実験に、飛び跳ねて喜んだり、大きな声で笑ったりと、楽しい時間を過ごしました。
風船を使ったパフォーマンスに目がくぎ付け
ショーを披露するのはイベントや保育園、小学校などで全国各地、年に200ほどのステージをこなす「くす田くす博さん」です。普段は屋外のステージが多いそうで真っ黒に日に焼けており、18歳からパフォーマンスを始め、演劇の勉強、イベント企画会社に勤務した経歴などのさまざまな経験がステージに生かされています。道具なども手作り。「毎日お客さんが変わるので、年齢や地域によって反応も変わり、毎日がスリル満点で刺激がありおもしろいです」と充実感を口にします。
風船でいろいろな動物を作っていきます
何ができるのか興味津々
ショーはハーモニカの演奏からスタート。すっかり子どもたちの心をつかんだ後、風船を使って実験を行いました。膨らませた風船の中に入った1円玉。風船を振ってみると不思議!1円玉が風船の中を走り続けています。「これはジャイロ効果と言います。サーカスの球体の中を、バイクが走ることと同じ現象です」と説明しました。子どもたちはその不思議な現象に目がくぎ付け。その後、風船で次々とパンダやウルトラマンを子どもたちの目の前で作り上げていきました。作っている最中に子どもたちが「キリンだ!」、「パンダ!」と声を上げると、「それは脳の抽象化です。以前に見た記憶から、作っている途中でも何か分かり、人間の脳だからそれができるのです」と説明。一緒に見ていた保育士や保護者は「へぇー」と感心しきりです。
初めての皿回しに挑戦!
その後子どもたちと一緒に皿回し、風船を瓶の中に吸い込ませる実験、紅茶にレモンジュースを混ぜて透明にして見せたりと、子どもたちを飽きさせることなくショーが展開していきました。
積み上げた椅子の上で
絶妙のバランスで逆立ち
後半ではアクロバットの妙技。軽々とバク転をしたり、椅子を積み上げた上で逆立ちしたり。子どもたちの大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
つないだ風船が風に乗ってくるくる回ります
逆立ちに思わず拍手!
そして最後にいくつもつなげた風船と扇風機を使って、大きな車輪が空中で回るパフォーマンスを見せました。「世界がこの風船のように一つになって平和になりますように」と締めくくり、楽しかったショーは終わりました。子どもたちは「おもしろかった。風船がくるくる回るのがすごかった」と興奮気味に、いっぱいの笑顔で話しました。(越)
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更新日:2019年09月18日