2019年9月4日 ひよっこひろば

ID番号 N8821

更新日:2020年01月15日

0歳の赤ちゃん!集まれ~!

<市民スタッフ 大岡奈美子>
0歳児の親子が交流や情報交換ができる「ひよっこひろば」が9月4日相野山福祉会館で開催されました。

絵本に引き込まれていきます

絵本に引き込まれていきます

日進市には現在6つの福祉会館が有り、1歳以上就園前の子ども(事前登録制)を対象として、親子の触れ合いを目的とした体操や手遊び、絵本の読み聞かせなどを職員が行う講座が1年を通して定期的にあります。少子化とは思えない速さで子どもの数が増えている日進市では場所によっては抽選になり、キャンセル待ちになるほど人気の講座になっています。
今回、それよりも小さい0歳児の親子が交流や情報交換ができる「ひよっこひろば」が相野山福祉会館で開催されました。
福祉会館主催の0歳児の親子を対象とした講座が開かれているのはこの相野山福祉会館だけ。今年は年に3クール行われ、毎回5回程度の日程が組まれています。事前登録制で、受け付けと同時に電話が鳴り止まず、12組の枠は初日で埋まってしまったという人気の講座。この日は2クール目の初日で、初めは少し緊張気味の赤ちゃんとママたちでしたが、福祉会館児童厚生員の小倉さんと三吉さんの明るく優しい声につられ元気な声や笑顔が増えていきました。

 

わらべ歌遊びが始まって、どの赤ちゃんも静かに聞いています

わらべ歌遊びが始まって、どの赤ちゃんも静かに聞いています

まずはママのお膝の上に座って楽しいわらべ歌遊び。優しいママの歌声をじっと聞いたり、高く上げてもらって「キャッキャ」と声をあげたり、初日とは思えない楽しい雰囲気で始まりました。その後は、各自の自己紹介。名前、誕生日、住んでいる地域の他に嬉しかった事、最近困っている事も紹介し合うことで、「うちの子も一緒だ」と思いを共有し、深くうなずくママたちの姿がありました。我が子の日々の少しの変化に成長を感じながら毎日を過ごしているママたち。他の子の話を聞くことで我が子の成長を再確認したり、少し月齢の早い赤ちゃんの高速ハイハイに少し先の我が子の姿を想像したり、とても和やかな雰囲気の時間が流れていました。

初対面とは思えないほど打ち解けています

初対面とは思えないほど打ち解けています

本日は児童厚生員の2人の他に、支援員の市川さんも来て、自己紹介のすぐ後にママたちの困っている事に対してのアドバイスをしていました。市の保育園に長く勤め、元園長先生の市川さんのアドバイスはとても的確で、ママたちも真剣に聞いていました。全5回の内、数回は来てくれるという市川さん、日頃感じている育児の疑問相談や市の保育園事情についてなど、いろいろな事を教えてもらえるとても貴重な機会まで備わっていることに驚きました。
最後に絵本タイム。そろそろ飽きてきた赤ちゃんもいる中、大丈夫かな?と思いましたが、パペットが出てきて、楽しそうな歌声が聞こえ、絵本のお話が始まると、赤ちゃんたちはくぎ付け!磁石のように1人、2人と吸い寄せられていき、キラキラした目で本を見つめる姿は声を上げてしまいそうになるくらいかわいい様子でした。

 

赤ちゃんが見事に吸い寄せられます

赤ちゃんが見事に吸い寄せられます

 

今回参加した6カ月の子のママは「他の施設ではなかなか親しい友達も出来ないので、お友達ができたらいいなと思い参加しました」と話し、その隣にいた同じ月齢の男の子のママは「第2子でも参加できるものがなかなかなかったので、とてもありがたい。普段は上の子中心で生活を送っているので、下の子のお友達も作りたいと思い参加しました。子どもが楽しそうにしている姿が見られて良かったです」とうれしそうに話をしていました。終わった後も赤ちゃんの体の計測ができたり、おもちゃで遊んだり、自由にお話ができたりする時間もあり、とても内容の濃い1時間でした。今回の期間は散歩や歯科医のお話を聞く機会もあり、毎回とても充実した時間が過ごせそうな内容でした。この0歳児の講座は残念ながら相野山福祉会館だけの企画ですが、今後もっともっと増えて、たくさんの赤ちゃんとママたちに楽しい時間を提供できたらいいなと思いました。

 

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