2019年8月27日 子ども大学にっしん(椙山女学園大学連携講座) デジタル技術を使ってランタン作りに挑戦

ID番号 N8816

更新日:2020年01月15日

デジタル技術を身近に感じて

<市民スタッフ 青山 忍>
夏休み最終週の8月27日、小学4年生~6年生を対象としたデジタル技術を使ったランタン作りのイベントが椙山女学園大学で開催されました。20人の小学生たちが、カッティングマシーンを駆使しながら思い思いの作品を作っていきました。

椙山女学園大学の亀井准教授

椙山女学園大学の亀井准教授

普段は椙山女学園大学の附属小学校で子どもたちとデジタルクリエーションに取り組んでいるという同大学の亀井美穂子准教授と、亀井研究室の学生たちの指導の下、グループに分かれて工作に取り組みました。
まずはスタンプ作りに必要な写真撮影からスタート。ポーズを取って全身を撮影したら、シルエットを縁取り、カッティングマシーンを使ってスポンジシートを切り抜いていきます。初めて触れる機器にもかかわらず、1度説明を聞いただけで使い方をマスターしてしまう子も。カッターナイフでは難しい細かい作業が、あっという間に終わりました。切り抜いたスポンジシートをスポンジに貼り付けたらスタンプの完成!2つ目のスタンプに挑戦する子もいれば、スタンプの押し方を工夫して遊ぶ子も。

初めてのカッティングマシーンに真剣な子どもたち

初めてのカッティングマシーンに真剣な子ども

撮影した写真がこんな風にスタンプに

撮影した写真がこんな風にスタンプに

自分の形がスタンプになるなんて不思議!

自分の形がスタンプになるなんて不思議!

続いてランタン作りです。ブレッドボードのソケットにLED・抵抗器・スイッチ・電池を差し込んで電気が通るようにつないでいきます。どのソケットに何を差せば電流が流れるのか、何度も抜いたり差したり、先生や学生たちに教えてもらいながら試行錯誤していました。スイッチを入れてLEDがつくと「わ~!ついたよ!!」とあちらこちらからうれしそうな声が上がりました。ランタンの外側になるシートも、カッティングマシーンを使ってカット。セロファンやホログラムを貼り付けて思い思いのランタンが完成しました。

失敗しても何度でもやり直しができるので、子どもたちも安心

失敗しても何度でもやり直しができるので、子どもたちも安心

完成したかわいらしいランタン

完成したかわいらしいランタン

人一倍熱心にブレッドボードに取り組んでいた6年生の女の子は「夏休みにいろいろなワークショップに参加したけど、理科の実験が大好きなので今日が一番楽しかった!」と目を輝かせていました。「デジタル技術は特別なものではなく、工作の延長にデジタルがある。何かを作りたいと思ったときに『それならカッティングマシーンを使えばできるかも』という風にデジタル技術を一つの道具として気軽に利用してほしい」という思いで子どもたちに接している亀井先生。今回作成したランタンを持って10月12日土曜日に旧市川家住宅で開催される「古民家×あかり 古民家deプロジェクションマッピング」に参加すると、会場に展示することができるそうです。移設250周年の旧市川家住宅でどんな明かりが見られるのか、そちらも楽しみですね!

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