2019年7月30日 日本代表選手が教えるボート教室

ID番号 N8639

更新日:2019年07月31日

現役選手がアドバイス

ボート競技の基礎知識と技術を学び、その魅力を体感する教室が7月30日、株式会社デンソー先端技術研究所内のボート部トレーニング室で開かれました。日進市と東郷町から参加した小中学生11人は、オリエンテーションを受けた後、夏の日差しに照らされた愛知池で艇に乗り、ボート競技の楽しさ、難しさを実感していました。

同部の現役選手と監督から直接教わることができ、多くの人が参加申込みをしました

同部の現役選手と監督から直接教わることができ、多くの人が参加申込みをしました

水上での注意点を参加者に伝える、同部の三本和明監督

水上での注意点を参加者に伝える、三本和明監督

日進市と東郷町が主催し、株式会社デンソーのボート部が主管する全8回のこの教室は、今回初めて企画・開催されました。1回目のこの日は開会あいさつの後、参加者間のチームワークを高めるため自己紹介をしていきます。1漕の船で息を合わせ漕いでいくボート競技で、チームワークは重要な要素。参加者は2グループに分かれ、自分の名前、好きな学校の科目などをメンバーに伝えていきました。その後、漕力を測定する機器を体験。参加者が機器のハンドルを勢い良く引っ張ると車輪が回転し、「ゴォーッ」という音が部屋に鳴り響いていました。

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ボールの受け手が話し手になるルールでテンポ良く自己紹介

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上部に付けられたタブレット端末には、引いた距離や時間、強さなどが表示されます

参加者は室内での体験、水上での注意点を一通り聞いた後、実際に艇に乗ってみます。1人乗り以外は選手が同乗し、必要に応じてアドバイスをします。参加者は「オールをできるだけ遠くに入れて」「腕をもっと下に」など声を掛けられながら、選手と一緒にオールを動かしていました。

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同乗した選手の指示を受けながら、元気に船を漕ぐ小学生グループ

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「高校ではボート部に入って活躍したいです」と話す参加者の垣下さんは「コースタル」という一人乗りを体験

艇とオールの運び出し、片付けなどを含め、参加者は1時間ほど愛知池で艇に乗りました。体力を消耗しているにも関わらず、どの参加者も終了まで笑顔で受講していました。日進西中3年生の垣下由気さんは「競技用ボートは初めて。見掛けよりも難しかったけど、楽しかったです」と満足げ。三本監督は「今回の教室で自分で考える力を養い、力を合わせる楽しさを感じ取ってもらえたら」と期待していました。(白)

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