2019年7月26日 親子でクリエーターになろう!「光と影の実験遊び」

ID番号 N8627

更新日:2020年01月15日

幻想的な光と影に魅せられて

<市民スタッフ  青山忍>
7月26日、日進市民会館で、夏休みに突入した子どもとその保護者を対象に「親子でクリエーターになろう!『光と影の実験遊び』」が開催され、20組50人が参加しました。1時間半の講座は、幼児から大人まで飽きることのない仕掛けの連続でした。

講師の桐嶋歩さんのあいさつから

講師の桐嶋歩さんのあいさつから

他では体験できない、子どもたちがワクワクするようなイベントを常に企画している桐嶋さん(アルテコローレ代表)。「どんなことをするのかな~」と少しドキドキしている様子の参加者たちに、注意事項を説明したら早速ワークの開始です。まずは明るい部屋での工作。透明のカップにカラフルなセロファンを貼り付けていきます。満遍なく貼り付けたら銀紙の登場。銀色を内側にして形を作ったらセロファンの上に乗せていきます。最初は銀紙の意味がよくわからなかった子どもたちも、載せてのぞいてみるとびっくり!まるで万華鏡のようにキラキラしています。さらにここからもう一つ。薄い紙を乗せてふたをして光にかざすと…さっきまでとは違うオーロラのような光が出現!「わ~!!」「すごーい!!」という声が一斉に上がりました。「天井の光もきれいだけど、スマホの光を当ててみてください」という桐嶋さんの呼び掛けに、皆さんスマホの懐中電灯を起動。光を裏から当てるとネオンのように光り始めました。難しい作業もなく作った一つの作品から何通りもの輝き方を発見できて、ここまでですでに充実感がありました。

セロファンをペタペタ貼り付けます

セロファンをペタペタ貼り付けます

銀紙の中が輝く世界に!!

銀紙の中が輝く世界に!!

光にかざしてみるとどうかな?

光にかざしてみるとどうかな?

光の上を動かすとネオンのよう

光の上を動かすとネオンのよう

後半は部屋を暗くして影も使った実験遊びです。まず登場したのが親世代には懐かしいOHP。壁一面をスクリーンにして影を作ったり、おはじきやセロファンなどいろいろな素材を乗せてみたり。中でも一番人気だったのは、水の中にストローで空気を吹き入れて泡を作る実験です。ブクブク泡を作ると、壁には蜂の巣のような泡模様が。みんな順番に並んで泡を楽しみました。別の壁にはカメラを使って子どもたちを映し出していました。そこに「タブレットの『お絵かきアプリ』を使って落書きもしちゃおう!」と、映っている子の頭にいたずら書きをしてみました。自分の描いた絵が壁に大きく映し出されるので、みんな夢中になって楽しんでいるようでした。そしてさらに別の壁にはプロジェクターを使って丸や三角などの形が動く映像を。子どもたちは動く形を追いかけたり捕まえたりして大はしゃぎ。プロジェクターの前でクリアカップを積み上げる子がいると、それを影でつかもうとする子も。カップで影を捕まえる遊びも始まり、それぞれの発想がお互いを刺激して新しい遊びが生まれていく様子は、見ている大人にも刺激になりました。小さい子のために手作りのライトテーブルも。光の上におはじきなどの透明な素材を置いておくだけで、子どもたちが自由に遊びを考えて知らない子とも一緒になって遊んでいました。

壁一面がアート作品のよう

壁一面がアート作品のよう

映っている子に落書きも

映っている子に落書きも

OHPの上で泡を作ると…

OHPの上で泡を作ると…

こんな風になりました!

こんな風になりました!

カップの影を大きな手の影でつまんでみました

カップの影を大きな手の影でつまんでみました

カップに捕まった~!

カップに捕まった~!

小さい子のためのライトテーブル

小さい子のためのライトテーブル

あっという間の1時間半。子どもたちには長いかと思われた時間も、次々と出てくる仕掛けに飽きる暇がありませんでした。最後に桐嶋さんから、始めに作った作品を窓辺に飾るときれいだということや、ライトテーブルの作り方など家でも楽しめる方法を教えてもらって講座は終了しました。「この講座を見つけて絶対参加したかった!」というお母さんは、「一つの講座でこんなにたくさんのことをやってもらえて私自身も楽しめたし、子どもたちだけでも工夫して安全に遊ぶことができていたので、やっぱり来てよかったです」と、とても満足した様子でした。

この記事に関するお問い合わせ先

情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149  ファクス番号:0561-73-6845

ご意見・お問い合わせ専用フォーム