平成22年度第1回(平成22年11月5日開催分)

ID番号 N4491

更新日:2019年03月01日

概要

開催日時

平成22年11月5日(金曜日)午前9時30分から午前11時30分まで

開催場所

中央福祉センター2階 多機能室

出席者

松原委員、武山委員、原田委員、三輪委員、鈴木委員、川島委員、小林委員

欠席者

大島委員、福岡委員、稲吉委員

事務局

企画部長、企画部次長兼人事課長、同課長補佐、同係長

傍聴の可否

傍聴の有無

議事概要

会長

それでは、資料について、事務局より説明をお願いします。

事務局

資料の説明を行う。

会長

質問や意見はありますか。

委員

議員さんの報酬とういうのは、みなさん一律なのでしょうか。

事務局

そうです。定額となっています。

委員

他市には、世襲制の市会議員という実態もあるのではないか。若いうちに1千万くらいもらえるということになる。

事務局

本市は世襲制ということはありません。また、議員活動というのは均等であり、市議会にもみなさんご出席いただいている。結果的に報酬額に差をつけてはいません。

委員

市民感情からすると、27-8歳でたくさん金額をもらうことはどうかと思う。
これだけ不景気だといろいろな意見があると思う。

委員

資料を見ていると、県下で比べるとそんなに悪くもなく、良くもない。数字としては、もう少し検討していきたい。

委員

議員の年収というのは、どれくらいなのですか。

事務局

資料の15ページをご覧ください。議員報酬が年収ベースで掲載してあります。

委員

市長は365日市長という仕事をしている。議員は副業を持っている方もあり、民間では給与カットとかされている中で市民感情としてはどうかと思う。

委員

日進市は実際に住んでみて、非常に住みやすいまちづくりをしていると感じる。しかし、名古屋市の話題など、マスコミで報道されているのを見ると、はたして日進について、市長の給料や議員の報酬はどうなっているのだろうかと考えるようになる。そこで、私は人口を中心にしてそういった問題を考えたい。この資料で人口が8万人のところを比較して見てみると、数値として飛びぬけていないことがわかる。また、世の中の動向として、議員定数の問題があるのではと思う。

委員

資料の5ページですが、議員報酬の県下類似都市の比較の中で、適用年月日を見ると、平成22年というところがあるがそこで改定があったと見ていいか。また中には平成16年とか平成17年というのもあるが、それ以降改定していないということか。

事務局

平成22年とあるのは、昨年度、審議会を開催して改定している市です。また昨年度開催していない市もあり、隔年や2年サイクルなど市によって差があります。

委員

特別職の給料も同じような改定状況か。

事務局

ご指摘のとおり、同じ状況にあります。

委員

類似都市の比較のバランスの中で、人口の伸び率を見てみると、日進の人口の伸びはどうか。

事務局

本市の伸び率は高いです。

委員

そういう状況の中で、近隣とのバランスを考えていけばいいのではないか。

会長

今年度の人事院勧告の状況を説明してください。

事務局

平成22年度の人事院勧告は、一般職の給与の0.19%引き下げがありました。本市においても、この12月議会で給与条例の改正を予定しており、市職員の引き下げを予定しております。
今回は若い世代は関係なく、40歳以上の給料の引き下げや、さらに55歳を超えた職員の給与の減額措置、そしてボーナスの引き下げとなっております。国においては、すでに閣議決定がされており、本市におきましても、勧告どおりの改定を行う予定です。なお、特別職についても、ボーナスの引き下げを国に基づいて0.15月分引き下げを行います。

会長

何か、昨年度と違う状況はありますか。

事務局

今年度の10月1日から特別職の地域手当の引き下げを行い、10%から6.5%としました。したがって昨年度に比べまして、市長が40万円、副市長が30万円ほど、年間で下がります。

委員

先ほど話のあった、議員さんの年収ですが、諸外国の主要都市と比べても、現状が限度額ではないかと思います。

会長

では、来年度どのような方向にもっていくのか、皆さんの意見を伺いたいと思います。
据え置きなのか、引き下げなのか、どのようにお考えでしょうか。

委員

昨年度は引き下げであったということですが、どのような状況だったのでしょうか。

事務局

昨年度は人勧での引き下げ勧告があり、市職員の一般職の引き下げ、また国の指定職において0.3%引き下げという状況でしたので、本市におきましても、それぞれの職について、約0.3%引き下げという答申をいただきました。

委員

日進市の人口の話がありましたが、今後の見通しはどのようになっているのでしょうか。

事務局

来年度からスタートする、新総合計画において人口は10年後に推計で10万人を超える見込みになっています。

委員

日進は、宅地開発が盛んですが、今後の景気や企業の投資状況により少し鈍足するのではないか。また人口の上昇率もそれに影響を受けるのではないか。

会長

今、人口の伸び率の話がありましたが、人口もそうですが、歳入歳出の今後の見込みはどうですか。

事務局

日進市の場合は、法人市民税よりも住宅都市ということで、個人市民税の比率が高く、また定住される方の固定資産税のウェイトが大きく税収に占めている状況において、あまり景気には左右されません。ただし景気により民間賃金の引き下げがじわじわと個人市民税に効いてくると思うが、すぐに低落するということはないのではないでしょうか。

会長

では、そういう状況を見ても、皆さんの意見はどうでしょうか。

委員

そんなに歳入の変動がなければ、据え置きでいいのではないか。ただ、議員報酬については、市民目線で見ても、市民のために一生懸命頑張ってくださる議員さんもいれば、よくわからない方もあり、将来的には月額で差をつけてもいいのではないか。

委員

私は、今ここで審議することではないかもしれないが、議員数が多いという話しをよく耳にする。据え置きか引き下げかということであれば、据え置きでいいと思う。

委員

昨年度も、これくらいの水準であれば、据え置きでもいいという意見もあった。ただし今は、名古屋市の話題もあり、市民感情が動いている中で、据え置きではなく多少は引き下げという方向に動いていくべきと考える。

会長

地域手当も期末手当も引き下げているので、実質的には引き下げているが、月額についてもさらに引き下げということでよろしいのでしょうか。

委員

議員定数の話もあるので、方向として引き下げで。

委員

私は据え置きでいいと思います。高くもなく、安くもない。

委員

私は、日進市は安心安全の住みよいまちづくりと、福祉の充実を目指してほしい。財政状況は今後も良好であるという見通しであれば、据え置きが妥当だと思う。

事務局

ここで、本日欠席委員からの意見書が届いておりますので、読み上げます。

委員(意見書から)

私は、県下類似都市と比較し、また財政状況から見て、景気の不透明さもあるが、引き下げは考えにくい。据え置きと判断する。

委員

前回は引き下げと判断したが、今年度は昨年度から比較して、経済状況はよくなったのではないか。もちろん引き下げという考え方もあるが、ボーナスや地域手当も引き下げている。今後、日進市がますます発展し、大きな都市になるのであればそれにふさわしい額ということを考えると、今回は据え置きでどうかと考えます。

委員

私も、相対的には据え置きでかまわないと思います。

会長

では、みなさんの意見は全体としては、据え置きという方向ですね。ただし、他の市もこれから審議会を開催していくと思います。その状況を見て、もう1回審議会を開き、答申案の作成をしたいと思いますが、どうでしょうか。

委員

異議なし

会長

事務局は次回までに関係資料の作成をしてください。ではこれで、第1回を終了します。

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