平成22年度第2回(平成23年1月28日開催分)

ID番号 N4490

更新日:2019年03月01日

概要

開催日時

平成23年1月28日(金曜日)午後2時から午後3時30分まで

開催場所

市役所南庁舎2階 第5会議室

出席者

  • 松原委員
  • 武山委員
  • 大島委員
  • 三輪委員
  • 稲吉委員
  • 川島委員
  • 小林委員

欠席者

  • 原田委員
  • 福岡委員
  • 鈴木委員

事務局

  • 企画部長
  • 企画部次長兼人事課長
  • 同課長補佐
  • 同係長

傍聴の可否

傍聴の有無

議事概要

会長

それでは、資料について、事務局より説明をお願いします。

事務局

資料の説明を行う。

会長

質問や意見はありますか。

委員

前回の資料も含めて、数字的には市民目線で見ても安心できるものだということは前回申し上げた。今回もそれを感じる。では各市の数値比較を見てみて、本市は市になってから16年というところであるが、これまでの日進市の歴史といったものが、資料の中に現れているのか。

事務局

市と町と村と見て、高い安いはあります。特に本市のように後発で市になったところは、旧来の市よりも低いという傾向はあります。

委員

この審議会の議題は特別職の報酬等ということであるが、民間企業でいうところの一般社員といえる一般職の資料も資料にはあるが、それを見ると若干低いと感じた。では特別職を引き下げると、人事院勧告で下がっている一般職もさらに低くなるものなのか。

事務局

一般職については、国の俸給表に準拠して決定しています。人事院勧告により民間給与の水準というものを見て決定しています。この答申により、一般職も引き下げということにはなりません。

会長

日進市の給与水準は国家公務員と比べると低いということでしょうか、愛知県内には高い市もあると、新聞記事にもあったと思いますが。

事務局

ラスパイレス指数の記事があったと思いますが、国を100として比較するとそれよりも本市は低いです。

委員

この資料を見て、私が思うところの額に合致している。これくらいの額で妥当ではないかと思う。

委員

私も資料を見て、据え置きのままでいいのではないかと見ている。

委員

前回も申し上げたが、世間では議員定数の話題が出ている。そういうことを考えると少し引き下げてもいいでのはないかとも思う。

会長

日進市では議員定数について何か検討しているのか。

事務局

本年の9月議会と12月議会において、議員提出議案により議員定数の削減の議案が本会議において審議されました。結果は否決となっています。議員定数については議員の自主的な動きにより検討しご判断いただいている状況にあります。確かに社会情勢において定数削減の動きがあります。どこまで減らすのが適当か議論が難しいところだと思います。議論され非常に僅差で否決となっていますが、世論の状況等もみて、今後また削減への議論があるのではないでしょうか。

委員

近隣の名古屋市の動きが何かと話題であり、議員報酬というものについて市民はどのように考えるか、影響があるのではないか。本市の額については現状でいいと思う。

会長

いろいろな意見が出ました。他には意見はありますか。

委員

議員定数にしても報酬の額にしても、基準というものは非常に難しい議論だと思います。特に仕事の対価を考えるというものは、財政状況とか基準が少し難しい。基準がない中で、何を拠り所にして決めるのかというと、人口が減っていくとか平均値とか、いろいろ総合的に見ていくのがいいのではないでしょうか。

会長

前回の議論において、すでに地域手当の削減や人事院勧告に基づく期末手当の引き下げにより、市長では60万円くらい下がっているという状況でした。ただ本日資料が出ました近隣自治体との関係や名古屋市の話題、そして他の自治体の審議状況や日進市独自の状況も踏まえていく必要があります。

委員

日進市は人口が増えている。財政状況もいい。将来的な展望もある。

委員

質問ですが、市長は365日特別職をしている。議員は一部事務組合の議員を兼務していることがある。そちらでの報酬はどのくらいなのか。

事務局

9ページに議員報酬の資料がありますが、一部事務組合の議員は、このような額ではなく、交通費相当の費用弁償程度が出ています。

会長

では、これまでの質問を踏まえて、みなさんの意見をお伺いします。

委員

昨年度引き下げている。今年度も引き続きというのは考えられないと思う。

委員

私も据え置きでいいと思う。

委員

私も同じ意見です。

委員

私も額について据え置きでいいと思います。

委員

地域手当の状況や過去数年の推移、類似都市の状況を見ると、据え置きでいいと思う。

事務局

ではここで、本日欠席されている方の意見書がありますのでここで報告いたします。

委員(意見書)

前回の会議の折、世情を考えて少し引き下げた方がいいのではないかと考えたのですが、人事院勧告に従って引き下げている部分があること、また本市の場合は税収の先行きも明るい見通しだという事ですので、私も据え置きでよいのではないかという意見に同意します

委員(意見書)

私の意見としては、第1回の審議会で述べさせていただいたとおり据え置きでよいと思います。先回の審議会において他の自治体の状況も見てとのことでしたが、近隣の状況を見ても、日進市は県下を見ても高くもなく低くもない状況にあります。
仮に引き下げた場合のモチベーションや仕事の質の低下につながりかねないということ。それであれば審議会の論点からは外れますが、議員定数の削減という方向で進めるべきだと思います。
いずれにしても、安心して暮らせる日進市を持続させることからも、据え置きと判断いたします。

会長

では委員全員が据え置きということでよろしいか。

委員

一同賛成

会長

それでは皆さんの意見をまとめまして事務局の方で案をつくります。

事務局

答申案の作成

会長

では事務局の方で読み上げてください。(事務局朗読)

会長

答申案として、これでよろしいでしょうか。

委員

一同賛成

会長

ではこれを答申とします。

答申

市長入室。会長より答申書を読み上げたうえ、市長へ手交。

市長

委員の皆さんにおかれましては、大変お忙しい中、ご審議いただき、貴重な答申をいただきましてありがとうございました。最近では名古屋市での話題など、社会経済情勢において関心の高まっている中、本市においては毎年このようにみなさんにご審議いただき、適正な額を議論していただいているところであります。この答申を尊重し、決定してまいりたいと思います。ありがとうございました。

会長

それでは以上をもちまして、平成22年度特別職報酬等審議会を終了します。

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