はじめての宗教学 ー人はなぜ聖地へ向かうのか?-(名古屋外国語大学連携講座)

ID番号 N15729

更新日:2024年03月29日

北九州市の「ド派手な成人式」は、宗教学的にはおそらく日本で唯一の「正しい成人式」です。好きな芸能人と同じ服を着たり、贈り物をする時に「つまらないものですが」と言い添えるのは、宗教学的には「呪術的」な行為といえます。宗教学を学ぶと、日々の暮らしの中にこれまで気づかなかった奥行きが見えてきます。そういう奥行きを生きることができるところに、人間の人間らしさがあるといえるかもしれません。この講座で宗教学を学んでみませんか。

申込(7月11日締切)

日程および内容

全5回
時間13時00分~14時30分

8月6日(火曜日)
第1回:【超越的存在】トトロはなぜ「となり」にいるのか?

その理由は神を祀る神社の立地に関係していると考えることができます。日本人は神をどのように捉えてきたのでしょうか。

8月20日(火曜日)
第2回:【死生観】王が死ぬとなぜ人々は号泣するのか?

韓流時代劇でよく見かけるこの光景には固有の死生観が関わっています。実は日本の墓参りも同じ死生観に基づいていると考えられます。

8月27日(火曜日)
第3回:【宗教的実践】バンジージャンプが成人式?

世界には命がけの壮絶な成人式があります。なぜそこまでするのでしょうか。儀式や呪術など、様々な宗教的実践を分析します。

9月3日(火曜日)
第4回:【神義論】善人が不幸になるのはなぜか?

世界が唯一神によって創造されたとする宗教は、善人が地震で亡くなるような理不尽な世界を創造した神を弁護できるのでしょうか。

9月10日
第5回:【巡礼】なぜ人は聖地へ巡礼するのか?

宗教学的には、それは人間が人間であるためであるといえます。聖地がもつ意味を考察します。

講師

名古屋外国語大学 現代国際学部 国際教養学科 准教授 根無一信

会場

名古屋外国語大学 2号館 213教室

受講料

1,500円

定員

30人

※定員を超えた場合は抽選となります。
※抽選の場合は日進市内在住・在勤・在学者を優先させていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

学び支援課学び支援係
電話番号:0561-73-4191 ファクス番号:0561-74-0258

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