平成30年度少年少女発明クラブ 5年生Aクラス

 電球の製作を通じて、どのような仕組みで電球が光っているのかを学びました。製作中は、配線を切ったり、はんだで接着したりと繊細な作業が多かったですが、クラブ員は皆集中して取り組んでいました。そして出来上がった部品を空き瓶に取り付けてお手製の電球が完成！フィラメントにシャープペンシルの芯を取り付けて光らせました。強く発光する電球に、皆釘付けです。

 また、実験では電圧の上下によって発光の仕方が変わるので、芯が焼き切れるとすぐ次のフィラメントを取り付けて、繰り返し検証していました。

 今日の講座は年に一度の親子教室です！講座では実際に卵を使って、卵の性質を調べました。
まずは卵について、どれくらいの知識をもっているのかを小手調べ。簡単なクイズを行いました！クイズでは、卵の部位や機能に関するものや、どんな種類の卵に栄養があるのかを問われ、答えを聞いた保護者の方から、「え、そうなの？」という声が多く挙がっていました。その後の実験では、卵の殻の表面のざらつきを見たり、懐中電灯を当てて光の通り具合を見たり、食塩水へ入れた時に浮沈するかを調べたり、黄身の大きさを測って卵黄係数を算出したり・・・様々な視点から実験して、どの卵が新しいか古いかを調べました。実験後は、今日使った卵黄に食材を加えてプリンを作り、みんなで食べました。

 今回の授業は「ヨットの動き」でした。まずはヨットの製作です。採寸した土台に部品を接着する繊細な作業が多かったですが、皆で確認しながら丁寧に行いました。また、出来上がったヨットの帆に思い思いの絵を描き、オリジナルのヨットを完成させていました。

 そして最後は完成したヨットを動かしました。別で製作した空洞（空気を集める道具）を使って風を送り、実際にヨットが動く様子にクラブ員達は夢中になっていました。

 5年生Aクラス最初の授業は「天白川の水質」でした。この授業では日進市を流れる天白川と折戸川で汲んできた水を使用して、それぞれのpH（水素イオン濃度）やアンモニア濃度、透明度などを比較しながら水質を測定しました。水質調査では薬品や特別な器具を使用する実験に、クラブ員はとても楽しそうに取り組んでいました。

 そして実験後は天白川や折戸川にはどれくらい生き物が棲んでいるのかを学びました。授業の最後には先生から、綺麗な川を維持していくためにこれからも環境を大切にして欲しいとのお話がありました。