地域学校協働活動とは
地域学校協働活動を進めています
地域学校協働活動とは
地域の皆さんの参画により、地域全体で子どもたちの豊かな学びや成長を支え、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行うさまざまな活動のことです。
「地域の教育力の低下」、「学校を取り巻く問題の複雑化・困難化」といった課題を解決するため、地域と学校が「子どもの教育に関する当事者」となり、課題・ビジョンを共有し共通の目標に向かって主体的に活動することを目指しています。
日進市では令和3年度から各中学校に「地域学校協働本部」を設置し活動を進めています。本部には「地域学校協働活動推進員」を配置し、学校と地域、団体などをつなぐコーディネーターの役割を担っています。
学校と関わりながら活動している地域の皆さんに協力をいただき、子どもも大人も学び合い育ち合える取り組みを進めていきます。
期待される効果
子どもたちにとって良いこと
地域のいろいろな大人が学校の教育に関わることで、次の効果が期待できます
- さまざまな地域住民等との活動により、多様な体験、経験の機会が増える
- 規範意識やコミュニケーション能力の向上につながる
- 地域の大人との関わりにより、自己肯定感や他人を思いやる心など、豊かな心を育むことができる
- 学びや体験活動を通して地域理解や愛着を持ち、地域の担い手としての自覚が高まる
学校・教職員にとって良いこと
多くの大人が子どもを見守ることで、次の効果が期待できます
- 学校に対する地域の理解、地域からの支援が深まる
- 教員が子どもに向き合う時間をより多く確保でき、よりきめ細やかな教育ができる
- 地域資源を生かした効果的な授業づくりを進めることができ、教員の指導力向上につながる
地域にとって良いこと
- 自らの知識や技能、経験を子どもの教育に生かすことができる
- 知識や技能を生かす場が広がり、自己実現や生きがいにつながる
- 地域の絆を深め、地域づくりの担い手の育成や地域の教育力の向上につながる
地域学校協働活動推進員とは
「地域学校協働活動推進員(コーディネーター)」は学校と地域や団体をつなぐ役割(コーディネート)を行っています。
学校と地域が連携・協働した取り組みをするときに、学校と地域住民やボランティア団体等との連絡・調整・募集などの活動をします。
各地域学校協働本部に1人配置され、現在4人の地域学校協働活動推進員が活動しています。
地域学校協働活動推進員の主な役割
- 学校からの要望を確認し、活動に必要な要件などを学校と打ち合わせし、どんな内容の活動をしてもらうのか、どのように募集するのが良いのか学校と調整します。
- 活動の内容によって、ボランティア団体などへ紹介を依頼したり、地域の住民や団体など関係各所に連絡や調整をしたりなど活動している人、活動したい人へつなげます。
- 活動に関する募集、回覧方法などを学校と検討し、活動してもらえるボランティアの確保を行っていきます。
- 活動の日程や活動する人のシフトなどを調整し、学校と確認、調整しながら役割分担をします。
- 定期的な打ち合わせへの出席や地域学校協働活動に関する文書、メールの処理をします。
活動について
市内の小中学校では、地域の皆さんの力を借りて、ミシンの授業補助や登下校の見守り活動、九九のチェック、読み聞かせ、花壇や学校の整備など学校ごとにいろいろな活動をしています。
地域の皆さんの「子どもたちのためになにかしたい!」という気持ちが子どもの学びや成長を支え、「地域とともにある学校」につながっていくため、令和6年度はより多くの方に活動していただくことを目標にしています。
活動の募集や案内は地域の回覧や地域の団体、ボランティアへの依頼などでおこなっています。地域学校協働活動推進員(コーディネーター)が学校と地域の橋渡しとして活躍しています。
令和6年度のボランティア活動への延べ参加者数の目標は3,140人です。
回覧や学校からのお知らせなどで「できるかな」ということがあれば「できるときに・できることを・できるだけ」で良いので手助けをお待ちしています。
この記事に関するお問い合わせ先
学習政策課
電話番号:0561-73-4169 ファクス番号:0561-74-0258
更新日:2025年03月01日