~愛知県スマートシティモデル事業~ 災害時を見据えたデジタル防災サービスやドローン物流の実証実験の実施

ID番号 N15257

更新日:2023年12月21日

12月3日 ドローン物流実証実験を実施しました。

物流専用ドローンを用いて、災害時の天白川の氾濫などにより日進ニュータウンの地域住民が孤立して救護活動が必要になった場合を想定し、日進市総合運動公園から北山ふれあい広場への片道約1.5kmを約3分でAEDを配送しました。
また、自動運転バスを導入している日進市において、自動運転バスとドローンの運行管理を一元化することの有効性を検証しました。
今後は、今回の実証実験の検証を行い、災害時の物資輸送に加え、買い物が難しい地域住民への飲食物や日用品の配送など、さまざまな場面でのドローンの活用を検討していきます。
 

11月26日 避難所開設運営訓練にてデジタル防災サービス(LINE防災)実証実験を実施しました。

南小学校、赤池小学校にて行った避難所開設運営訓練において、LINEアプリを活用したデジタル防災サービス(ソフトバンク提供)の実証実験を実施しました。

LINEに「日進市避難所開設運営訓練」アカウントを用意し、友だち登録することで、災害に備える情報、発生した災害情報、避難所までの避難ルートの確認などが可能となる防災サービスです。

今回はあくまで実証実験として実施したものであり、実験結果をとりまとめ、今後の導入の検討を図ります。

デジタル防災
デジタル防災準備
デジタル防災避難

デジタル防災により災害発生情報及び避難ルートの確認

避難所への避難

デジタル防災体験(南小学校)

デジタル防災体験(赤池小学校)

デジタル防災サービスやドローン物流の実証実験を実施します。

急速な高齢化や環境問題など様々な地域課題の解決を図るため、県内の市町村においては、スマートシティ※1の実現がこれからのまちづくりの重要なテーマとなっています。

そこで、愛知県では、こうしたスマートシティの取組を広げていくため、県内市町村を対象に、ICT等の先端技術を持つ民間事業者等の方と連携することを条件※2として、スマートシティの取組のモデルとなる事業を公募し、刈谷市、日進市、幸田町(2023年5月23日発表済み。)、岡崎市、春日井市、蒲郡市、大府市(2023年8月7日発表済み。)の7市町が選定されました。

この度、日進市では、避難所までの避難ルートや災害情報をスマートフォンで確認できるデジタル防災サービス実証実験及び災害時を見据えたドローン物流実証実験の2実験を行います。

※1 スマートシティとは

ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創造し続ける、持続可能な都市や地域のこと。

※2 公募の条件

提案市町村を代表者とし、民間事業者や研究機関等からなるコンソーシアムを組成する。コンソーシアムには代表者とは別の市町村も参加可能。

この記事に関するお問い合わせ先

防災交通課危機管理係
電話番号:0561-73-3279 ファクス番号:0561-74-0258

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