岩根自主防災会と御岳防災会が「令和3年防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞しました。

ID番号 N12531

更新日:2021年12月10日

防災思想の普及に関して特に顕著な貢献をしたとして、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した岩根自主防災会、御岳防災会の皆さんが市役所を来訪しました。
令和3年9月13日(月曜日)に総理大臣官邸(東京都)にてとり行われる予定だった表彰式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため中止となりましたが、日進市長より、表彰状を授与されました。

表敬訪問(岩根自主防災会)

市長と岩根自主防災会のみなさん

岩根自主防災会は、平成17年度に設立され、活動の結果等を防災だよりとして年4回のペースで発行し、通算74号を発行されており、全戸に配布することで災害への備えの呼びかけを行っていただいております。「避難先アンケート」では、地域ごとの避難行動の確認、調査を行うことで各家庭での防災対策の向上に努めております。また、防災訓練では、「無事なら白いタオル掛け運動」を実施されており、「各戸に水・非常食を必ず」を積極的に地域の方々に伝えており、地域に対する防災思想の普及啓発について、創意工夫を凝らしながら展開されてきました。その功績を讃えられ、防災思想の普及団体の部で令和3年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されました。

表敬訪問(御岳防災会)

市長と御岳防災会関口会長

御岳防災会は、平成27年より御岳防災サポートの会との共催で、4月28日の近い日に「みんなで考えよう防災・減災~忘れない阪神・淡路、東日本大震災~」を毎年開催し、防災講話や感震ブレーカーの普及活動など、地域の関係団体と連携した防災思想の普及啓発に尽力しています。また、毎年行われる秋の防災訓練では安否確認訓練として、玄関先にタオルかけなどを行い85%以上の世帯の安否を確認し、通信機の取り扱いの確認や資機材の点検なども実施しており、地域防災力の強化推進に努めていらっしゃいます。令和2年度では、新型コロナウイルス感染症対策のため、各防災活動の中止を余儀なくされている一方で、防災会の組織運営の見直しを行い、防災会内で一斉に任期を終えるのではなく、小さな組ごとに任期をずらすことで、地域で蓄積させてきた知識や経験をより伝えやすい形に任期の改正を行っています。これらの功績を讃えられ、防災思想の普及団体の部で令和3年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されました。