日進市防災会議 平成25年度第2回 議事録

ID番号 N4076

更新日:2019年03月01日

平成25年度第2回議事録

1. 開催日時

平成26年3月19日(水曜日) 14時00分~14時50分

2. 開催場所

日進市中央福祉センター2階

3. 出席者

日進市長、日進市議会議長、日進市副市長、日進市教育長、愛知警察署長、尾三消防本部日進消防署長、陸上自衛隊第 10師団第35普通科連隊、尾張県民事務所長、尾張農林水産事務所長、中部電力株式会社天白営業所長、東邦ガス、株式会社日進営業所長、日進市商工会長、日進市区長会長、日進市消防団長、女性防災クラブ会長、民生児童委員協議会連絡会長、日進市日赤奉仕団委員長、日進市防災推進委員、日進市自主防災組織連絡協議会会長、愛知中部水道企業団局長尾三衛生組合事務局長、日東衛生組合事務局長

4.事務局

総務部長、危機管理課長、主幹、係長、オブザーバー 2名

5.欠席者

尾張建設事務所長、愛知県瀬戸保健所長、東名古屋医師会日進支部長、 NTT西日本名古屋支店 名古屋東設備サービスセンター所長、名古屋鉄道株式会社日進駅長、日進建設業協会長、あいち尾東農業協同組合 日進基幹支店長、日進市社会福祉協議会会長

6.傍聴者

1名

7. 議事次第

挨拶  

議題

  1. 地域防災計画修正等のスケジュールの変更について
  2. 地域防災計画の修正状況について
  3. 防災マップの作成状況について
  4. 避難所の指定区分について

 (開会 午後2時)事務局

これより平成25年度第2回の日進市防災会議を開催いたします。

開会にあたり、本会の会長となる日進市長よりひとこと申し上げます。

会長

  • 東日本大震災から丸3年が経過し、各地で追悼行事が行われたが、まだ多くの問題が山積しており、本市でも災害に備える努力をしていかなければならない。また、昨日は三重県が南海トラフ巨大地震の被害想定を発表し、それによると国が発表した被害の倍くらいになるという。愛知県も近く被害想定を発表するが、地方自治体としては県の方針に従って対応を強化していくことになる。
  • 今日はこれまでに市が取りまとめた内容で中間報告というかたちになるが、意見をいただきたい。皆様の意見により市民の安心・安全がより強固に守れるよう支援をお願いする。

事務局

本日、1名の傍聴希望者がいらっしゃいますが、入室してよろしいでしょうか?

(異議なし)

(傍聴者入室)

それでは会議のほうを進めて参りたいと思います。

なお、以降の進行は、副市長お願いします。

副市長

愛知県の被害想定の発表が来年度に延期されたことに伴い、市の計画の修正作業や防災マップの作成は来年度に延期されることになる。そのため、本日は現時点での進捗状況を確認する会議となる。

「議題1、地域防災計画修正等のスケジュールの変更について」事務局から説明をお願いする。

事務局

  • 地域防災計画の修正については、パブリックコメントを実施して3月下旬に完成予定で業務を進める予定であった。しかし、愛知県が平成25年度に実施するとしていた地震等の被害想定、南海トラフ巨大地震による市町村別の被害想定の公表及び愛知県地域防災計画の修正作業が平成26年度にずれ込むことになり、これらの情報をもとに実施する修正作業を今年度中に完了することが不可能となった。そのため、予算を繰り越し、事業の完了を平成26年9月下旬に延長することとした。
  • 本年度に進めてきた26年1月中旬までのスケジュールについては、計画通りに終了しているが、26年6月頃に県による地震等の被害想定の最新データの公表予定があるので、このスケジュールに基づき地域防災計画の修正は、各関係機関への意見照会等を平成26年6月中旬、県との調整を7月下旬に延長するとともに、パブリックコメント等の調整を経て9月下旬に完了する予定となる。防災マップの作成は、防災マップの原案の作成を平成26年6月下旬まで延長し、微調整後、9月の下旬に完了する予定とする。次回の防災会議は県の被害想定の公表後、7月下旬から8月上旬に開催する予定である。以上が主な変更内容である。

副市長

この件について、質問等はないか?

(なし)

副市長

「議題2、地域防災計画の修正状況について」事務局より説明願う。

事務局

  • 計画の修正状況について、現在、前回会議で承認された基本方針に基づく修正作業はほぼ完了しているが、スケジュールの変更により新たな被害想定等を反映させる作業ができない状況である。そのため、本日は現在の進捗状況を確認するための資料を配布した。
  • 前回の防災会議において計画修正の方針が承認され、各種法律の改正や県の計画等に合わせて変更すること、時系列に沿って分かりやすく配置すること、地震編・風水害編で内容の整合性を図ること、レイアウトを見やすくメリハリのある表現に変えること、実施主体とその活動内容が明確になるように示すこと、これら5項目を基本方針として計画の修正作業を行った。
  • 時系列の観点からバラバラであった現行計画の構成を、発災後の時間経過に配慮して並べ替えた。災害の発生前の取り組みである予防計画、発生直後の取り組みである災害応急対策計画、災害復旧計画という全体構成の中で、特に災害応急対策計画における各章について優先すべき順番に変更した。まず発生直後は市の体制を整えること、次に情報の収集、提供、その後に避難、救出救護等を優先して行うという並びとした。災害救助法の適用や遺体の取り扱いなどは、後の方の順番で良いのではないかと考え、移動させた。
  • 風水害編については愛知県で原子力災害計画が新たに作成されたことに伴い、一つの編として原子力災害計画を作った。地震対策編についても、時系列で並べかえた。東海地震に関する事前対策については、これまで予防計画と応急対策計画の間に入っていたが、内容的には最後に配置するのが自然と考え、移動させた。
  • 風水害等災害対策計画の内容に関する主な修正点としては、災害対策基本法の改正(2回)に伴う修正があり、要援護者に関する記述が詳しくなったため、それを反映させた。その他防災基本計画の見直し、大規模災害からの復興に関する法律の施行、気象業務法施行令の改正に伴う特別警報に関する記載等を追加した。また、本市の特徴として、モーターサイレンを設置したことについても記した。 ・本日配布した地域防災計画の未定稿について、このように修正しつつあるということで、その進捗を確認していただきたい。見栄えや内容等について意見、提案事項があれば、後日でもよいので事務局までお願いする。

副市長

説明内容について、意見等はないか?

(なし)

各委員は目を通していただき、意見等があれば、事務局まで連絡して下さい。

副市長

「議題3、防災マップの作成状況について」事務局より説明願う。

事務局

  • 防災マップの作成状況について。レイアウト、内容についてまだ検討の余地があるものと考えている。災害に関する学習情報面の第一面には、本市の地域特性を踏まえて災害に備えていただくことがまず重要であると考え、その記述をあてている。その右面には災害に関する各種情報の入手について、南海トラフ巨大地震の予知情報や警戒宣言、緊急地震速報、特別警報、防災サイレン(市内6箇所)の鳴動パターンなどを掲載することを考えている。また、本市は3月13日にヤフー株式会社と防災情報の発信に関する協定を締結し、これにより日進市の防災情報ブログから防災情報が入手できるようになったことも紹介する予定である。
  • 市民への情報開示として、想定される南海トラフ巨大地震の市町村別の被害想定の情報を精査のうえ掲載する予定としている。
  • 災害時の指定避難所の定義が変更となったため、裏面ではそれを地図上で示す予定である。被害の大きさや避難レベルに応じた色使いを工夫して表現するよう努める。一旦身を預ける緊急的な避難場所から、災害の規模に応じて大きな施設が避難施設となっていくことを、メリハリをつけて示すように心掛けていきたいと考えている。

副市長

この件について、意見等はないか?

委員

米野木の駅前の地図を見ると、この辺りは人口が増えている地区だが、現状と違っている。

事務局

素案段階の地図であるため、米野木の区画整理したエリアを反映したものとなっていない。これからの作業で最新の都市計画図に差し替える。

副市長

次に、「議題4、避難所の指定区分について」であるが、具体的な施設の指定案について事務局より説明がある。

事務局

  • 前回の会議で、指定避難所として拠点避難所と二次避難所、指定緊急避難場所、地域避難場所等に区分することが承認された。具体的に既存の施設をこれらの区分に応じて当てはめたものを資料として配布した。指定拠点避難所は小中学校、二次避難所としてはその他の市の施設(スポーツセンター等の大きな施設)や小規模な災害時に利用できる福祉会館などをあてている。
  • 災害ごとに避難所を指定することについては、基本的には風水害と地震災害で共通して施設を使っていきたい。ただ、天白川の洪水浸水想定で100年に1度起こると考えられる浸水区域に含まれる避難所は氾濫危険性が高い場合には施設を使わないこととする。この件については、先般、区長会において各地域の施設を確認していただいている。今回は避難所の指定案(素案)を示すもので、次回の防災会議が正式に指定の承認を得る手続きとなる。
  • 前回の会議で提案された遺体の安置場所の検討については、現在の災害被害想定では本市の死者数がそれほど多くないので、今後、新たな被害想定を踏まえてひきつづき検討していきたい。

副市長

避難所の指定区分について、意見等はないか。

(なし)

副市長

その他、全体を通じた質疑等があれば挙手願う。

委員

モーターサイレンは設置済みか。また、そのサイレンは市全域に聞こえるものか。

事務局

  • 設置工事は年度末に終了し、運用は4月からとなる。また、広報等で市民に設置したことを周知する。
  • サイレンについては、音達距離から判断して、市全域が網羅できる場所に設置しているので問題ないと思う。

委員

防災マップにもサイレンのある位置を入れたらどうか。

事務局

検討する。

委員

音声は入れられないのか。

事務局

音声はない。

委員

費用の面で無理なのか。

事務局

東日本大震災の例や豊田市の訓練でも、音声は聞こえないが、サイレンは聞こえるという意見が多かった。音声による情報等は緊急地震速報でもそうだが、マスコミの反応は早いので、携帯電話等で察知することができる。

委員

サイレンの生の声は聞くことはできないのか。

事務局

防災の日(9月1日)などに周知していきたい。

委員

モーターサイレンを設置している場所はどこか。

事務局

日進西中学校、竹の山小学校、東小学校、相野山小学校、米野木町三ケ峯の給水塔、市民会館の6箇所である。

副市長

本日は長時間にわたりありがとうございました。本日の会議の議題についてすべて終了しました。

事務局

以上をもちまして、平成25年度第2回日進市防災会議を終了いたします。本日はどうもありがとうございました。

(閉会 午後2時50分)

平成25年度第2回日進市防災会議の様子の写真

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