熱中症にご注意ください!

ID番号 N10334

更新日:2025年06月19日

熱中症とは

暑い環境の中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能がうまく働かなくなることによって起こる様々な病状を総称して熱中症といいます。

屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症します。

重症になると、命にかかわる場合もあります。

熱中症特別警戒アラートについて

「熱中症特別警戒アラート」は、気象庁が熱中症患者が急増する危険性があると判断した際に発令する警報のことです。令和6年(2024年)4月から熱中症警戒アラートの一段上として新たに創設されました。熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日17時頃に発表されます。

ふだん以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう!

暑さ指数(WBGT)

暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的とした指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 1.湿度、 2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 3.気温の3つを取り入れた指標です。

暑さ指数を目安に熱中症対策をしましょう!

熱中症予防のための対処方法
熱中症の症状と応急処置

熱中症の症状

軽度:めまい、立ちくらみ

中度:頭痛、吐き気、倦怠感

重度:意識がない、けいれん、体が熱い、普段通りに歩けない

熱中症の応急手当

1.涼しい場所へ避難させる

2.からだを冷やす(特に首回り、わきの下、足の付け根など)

3.冷たい水やスポーツドリンクで水分・塩分を補給する

自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず、119番を!

熱中症に関する大切なこと

熱中症は、だれもが起こる可能性があります。屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。

子どもや高齢者に限らず、熱中症警戒アラート等発表時は、運動は原則禁止し、熱中症予防行動をとりましょう。

特に注意してほしい方

子ども

体温の調節能力が十分に発達していないので、気を配る必要があります。

高齢者

特に高齢者の熱中症は半数以上が自宅で発生しています。

暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調節機能も低下しているので、注意が必要です。

障害のある方

自ら症状を訴えられない場合があるため、特に配慮が必要です。

他人事と考えず、暑さから、自分の身を守りましょう

室内では

  • 扇風機やエアコンで温度を調節
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
  • 室内の温度、湿度をこまめに確認
  • 暑さ指数(WBGT値)も参考に

屋外では

  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休息
  • 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
  • 強い負荷の作業や運動は避ける
  • 適宜マスクは外す

からだの蓄熱をさけましょう

  • 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

こまめに水分を補給しましょう

  • 室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう

周囲への配慮、声掛けをしましょう

熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者への配慮、声掛けをするようにしましょう。

暑さをしのぐ場所や施設など

市内協力の薬局薬店が利用できます

クーリングシェルターが利用できます

熱中症に関する情報サイト

この記事に関するお問い合わせ先

健康課(保健センター)
電話番号:0561-72-0770 ファクス番号:0561-74-0244

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