感染性胃腸炎について

ID番号 N8207

更新日:2019年03月01日

感染性胃腸炎について

症状は原因となる病原体により異なりますが、発熱、下痢(水様便、血便など)、悪心、嘔吐、腹痛などが見られ、これらの症状が単独または、複数の症状が組み合わせで現れます。幼児、高齢者、基礎疾患のある人ではまれに重症化する場合があるため、注意が必要です。ウイルスによる感染性胃腸炎は、ウイルスが口から入ることにより感染しますが、ノロウイルスは特に感染力が強く注意が必要で、食物や水に含まれるウイルスだけでなく、患者の便や吐物に含まれるウイルスによる二次的な感染があります(空気中に舞い上がったウイルスによる感染もあるとされています)。

予防・治療について

ウイルス性の感染性胃腸炎の場合にはワクチンがなく、特異的な治療法もありませんので予防が大切です。

  1. 食事前、用便後、帰宅時などに手洗いを励行する。
  2. 加熱が必要な食品は十分に加熱する。
  3. 患者の嘔吐物や糞便は、手袋・マスク・塩素系消毒薬などを使って適切に処理する。
    症状が現れたら速やかに受診しましょう。治療は安静と対症療法となります。

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