避難所における新型コロナウイルス感染症等の対応方針を策定しました

ID番号 N10308

更新日:2020年06月12日

新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において台風などの風水害や南海トラフ地震などの大規模地震が発生し、避難所を開設する場合には、感染症対策に万全を期すことが重要となります。
また、災害時には断水により手指の流水洗浄ができない可能性もあることや、避難場所など密集した環境下での集団生活等により、新型コロナウイルスなどの感染が拡大するリスクが高まります。
本市においては、新型コロナウイルスなどの感染拡大を防止するため、「避難所における新型コロナウイルス感染症等の対応方針」を策定しました。今後は、本方針に沿った避難所運営に必要な資材の準備や訓練を実施するなどして、災害に備えます。

※愛知県が「避難所における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を作成(令和2年7月)したことに伴い、令和2年6月策定の「避難所における新型コロナウイルス感染症等の対応方針」を改訂しました。

避難所を開設する際には、消毒液の設置、十分な換気やスペースの確保など、少しでも感染リスクが軽減されるよう実施して開設しますが、自助としての感染防止対策をできるだけお願いいたします。
避難所への避難が必要かどうか以下の内容を検討いただき、判断いただきますようお願いします。

自分の住んでいる場所が危険かどうか確認する

風水害時には、洪水ハザードマップで浸水想定区域や浸水深、土砂災害警戒区域などを確認し、自分の住んでいる場所が、避難が必要かどうか事前に確認してください。

万が一、避難が必要な場合は、自宅の2階への避難(垂直避難)も、有効となります。災害危険の少ない方が避難所へ避難し、感染することがないよう、また避難された方に感染させることのないよう、避難行動について検討をお願いします。

在宅避難について

「避難」とは「難」を「避」けることです。自宅での安全確保が可能な人は、感染リスクを負ってまで避難所へ行く必要はありません。可能な場合は、自宅での在宅避難や安全な地域にお住いの親戚や友人の家などへの避難を検討してください。

在宅避難時は、健康管理に留意し、食料・水・生活必需品や常備薬についても1週間程度の備蓄を実施しておきましょう。在宅避難している状況で支援が必要な場合は、お近くの避難所に申し出てください。

健康状態を確認する

避難所内の感染拡大を防止するため、以下の症状などがある方は避難所への避難を控え、瀬戸保健所の新型コロナウイルス感染症電話相談窓口(一般相談窓口0561-82-2196、帰国者・接触者相談センター0561-21-1699)に連絡し、担当者の指示を受けてください。

1 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合

2 高齢者、基礎疾患がある、透析を受けている、免疫抑制剤・抗がん剤を使用している方で発熱、咳などの比較的軽い風邪症状がある場合

3 妊婦の方で比較的軽い風邪症状がある場合

1~3以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪症状が4日以上続く場合

避難所でも健康チェックを行います。避難所で上記のような症状が見られる場合は、一時的に専用スペースへ案内するとともに、瀬戸保健所へ連絡し、対応を確認します。

避難所へ避難する場合の注意点

避難所へ避難する場合は、市の備蓄品に無いものや数に限りもあることから、感染症予防を考慮した必要な物(水、食料、マスク、体温計、手洗い用石鹸、消毒液、スリッパ、着替えなど)を持参し、避難所では頻繁に手洗いするとともに、咳エチケットなどの基本的な感染対策を徹底してください。

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