公民連携事業(三洋堂書店、名古屋学芸大学)

ID番号 N13937

更新日:2023年02月08日

2023年1月13日 事業活動を通じて、香久山地区の課題解決を考える

少子高齢化や技術革新、社会経済情勢の変化などにより、市民の皆さんが本市に寄せるニーズは多様化しています。地域活性化や市民生活向上を目指すには、これまでの取組みだけではなく、民間事業者の活動を行政活動に活用し、社会や地域の課題解決に結び付けていくことが大切です。

本市は市内にある大学や民間事業者と協働し、お互いの強み・資産を活用しながら、課題や目標が達成できるよう、公民連携によるまちづくりを進めています。

今年度、本市と連携協力協定を結ぶ名古屋学芸大学のメディア造形学部デザイン学科の学科長で、同大学の産官学協同研究センター長を務める、冨安由紀子教授からご提案いただき、香久山にある書店の営業活動を通じて、香久山エリアの課題解決を考える演習に参加しました。

授業の様子

最終プレゼンテーションに参加した学生の皆さんなど。

この演習は同大学メディア造形学部デザイン学科デザインプロデュース領域の授業として行われました。演習では、まず本市から香久山地区の成り立ち、人口構成、地域課題などを学生に共有し、地元企業の三洋堂書店は香久山店の特徴や顧客層を伝え、学生たちは、書店利用者、企業、住民が「三方良し」となる新規事業の考案に取り組みました。

学生たちは約4カ月間をかけ、地域の書店が提供する新しい価値を考え、最終的に考え出された4つの新規事業を、同書店本社の役員にプレゼンテーションしました。

授業の様子

学生のプレゼンテーションの前に、演習の意義を説明する冨安由紀子教授。

授業の様子

香久山の成り立ちや特徴が紹介されました。

授業の様子

道草をすることで、心のゆとりや多様性の尊重につなげ、香久山エリアの住みやすさを向上させる提案をした、チーム「みちくさサークル」の皆さん。

授業の様子

書店内でフクロウを飼育し、香久山エリアのつながりを強め、個人の孤独感も減らす提案をした、チーム「フクロウ堂」の皆さん。

授業の様子

すでに実施されているワンコインサービスの仕組みを活用し、書店で回すガチャをきっかけに個人の自己承認欲求と自己実現を現実化し、地域力の向上も目指す提案をした、チーム「ヒーロー参上」の皆さん。

授業の様子

自走式の本販売ロボットを水晶山緑地に走らせ、参加しやすい地域コミュニティを作り、自然なご近所さんづくりの向上を提案した、チーム「三洋堂さんちの縁側」の皆さん。

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