令和5年9月8日相野山小学校トイレワークショップ「工事報告会とトイレのそうじを考えよう!」

ID番号 N15020

更新日:2023年09月13日

トイレ改修工事ワークショップ

令和5年9月8日金曜日の5時限、6時限目を使って、トイレ工事を題材としたワークショップを開催しました。ワークショップには相野山小学校4年生児童44人と特別支援学級児童、教員、設計事務所、工事施工者、教育委員会学習政策課職員が参加しました。

工事報告会

工事報告会の様子

平成21年に制定した「日進市未来をつくる子ども条例」で定めているとおり、子どもたち自身が必要な知識や情報が得られるよう、改修工事現場を教材とする取り組みを積極的に行っています。

トイレワークショップは、児童に工事の内容を理解してもらうことを目的として、トイレ改修工事の内容を説明し、トイレの掃除の仕方について一緒に考えました。グループワークでは掃除の順番と道具を考え、グループ発表を行いました。

5時限目は学習政策課職員から、今回の相野山小学校トイレ改修工事について、実際の工事写真を見ながら、解体から完成までの工事内容の報告をしました。普段見ることができない工事中の写真を見た児童はとても興味深そうに見ていました。また、施工前と完了の写真を見た児童たちからは「懐かしい」との声もあがっていました。

次にSDGs12「つくる責任つかう責任」について説明をしました。つくる責任として、設計や工事でできることを児童に説明したあと、今度はつかう責任として児童にトイレを含めた資源を大切に使ってほしいことを伝えました。

その後トイレに施された特殊な加工を体験できるものを用意し、大便器の汚れにくさを児童に体験してもらいました。加工が施された部分には鉛筆の線が描けず、児童たちは大変不思議そうにしていました。

ワークショップの様子1

ワークショップの様子1

ワークショップの様子2

ワークショップの様子2

6時限目は、トイレの掃除の仕方についてのグループワークをしました。児童には掃除の順番とその掃除に使う掃除道具を選んでもらい、その順番にした理由を考えてもらいました。ワークショップの途中に、実際に近くのトイレを何度も見に行き、どの順番で掃除をすれば良いか、トイレの中で話し合ったりしていました。

 

発表1

発表の様子1

発表2

発表の様子2

グループ発表後には、掃除をしてほしい順番とその理由を説明し、後輩たちのために正しい掃除の仕方で大切に使っていってほしいと伝えて終了しました。

その後に実施した質疑応答では、設計するのにどれくらいの期間がかかったかや何人くらいの人が作業したのかという質問がありました。期間の長さや作業人数の多さにとても驚いていました。中には自動センサーの仕組み等についても質問がありました。

グループ集合写真と成果物

集合写真

ワークショップに参加した4年生の児童たち

groupwork1.jpg
groupwork2
groupwork3
groupwork4
groupwork5
groupwork6
groupwork7
groupwork8

相野山小学校4年生の児童たちからお礼のお手紙をいただきました。

贈呈写真

児童からお礼の手紙を贈呈

お礼の手紙

お礼の手紙

参加した児童を代表して10名から施工者、設計者にお礼の言葉を伝えたあと、4年生の児童からお礼の手紙の贈呈が行われました。児童たちからは暑い中トイレをきれにしてくれてありがとうと元気よく感謝の気持ちを伝えていました。

お礼の手紙内容(一部抜粋)

  • トイレを使ってとてもいい気分になりました。これから、このトイレをきれいにつかいます。
  • トイレに行くのが楽しみになりました。
  • 昔はゆかがきたなかったから気にしていましたがいまはなにも気にせずトイレができるのはとてもうれしいです。
  • 暑い中トイレを作ってくれてありがとうございました。
  • トイレにいくときにとってもわくわくします。

この記事に関するお問い合わせ先

学習政策課施設係
電話番号:0561-73-4169  ファクス番号:0561-74-0258

ご意見・お問い合わせ専用フォーム