日進市農山漁村発イノベーション推進戦略について

ID番号 N15772

更新日:2024年04月01日

戦略策定の趣旨

現在、国においては「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」(以下「6次産業化・地産地消法」という。)が整備されており、この法律は、農林漁業者が生産から加工、販売までを一体的に取り組むことで、事業の多角化や所得の向上、新たな事業と雇用の場を創出するとともに、食料自給率の向上及び環境への負荷の少ない社会の構築に寄与することを目的としています。
しかしながら、本市の農業を取り巻く環境を見ると、農業者の高齢化や担い手の減少、耕作放棄地の増加などの課題が表出しており、特に水稲においては米価の低迷も重なり厳しい状況が続いています。
こうした課題に対応するため、地域資源である農畜産物に付加価値を与え、消費者のニーズを捉えた商品開発やブランド化など、競争力のある商品として売り出すことで、農業所得の向上につなげる必要があります。
本市では、平成31年3月に「日進市6次産業化推進戦略(平成31年3月~令和6年3月)」を策定し、6次産業化を推進してきました。また、本市では道の駅の開駅を計画しており、道の駅で販売する新たな特産品づくりに取り組むことや本市へのふるさと納税増額のため、さらなる魅力的な返礼品の登録も求められています。今後は、6次産業化を発展させて、多様な主体の参画により本市の地域資源から新たな価値を創出して、所得の向上と雇用機会を確保するため、「日進市農山漁村発イノベーション推進戦略」を策定し、本市の農業が持続可能な産業として更に活性化することを目指します。

農山漁村発イノベーションとは

これまでの6次産業化を発展させて、農林水産物や農林水産業に関わる多様な地域資源を活用し、農林漁業者はもちろん、地元の企業なども含めた多様な事業者の参画によって新事業や付加価値を創出し、農山漁村における所得と雇用機会の確保を図る取組のことです。

この記事に関するお問い合わせ先

農政課農政振興係
電話番号:0561-73-2197  ファクス番号:0561-73-1871

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